活動履歴のページです。Activity history.
 

 
音楽コンサート、ゲストトーク
Concert, talk

 
ピアノと、歌と、お話しと。
~音楽夜話、
色褪せぬ向田邦子さん~

ピアノと、歌と、お話しと。 ~音楽夜話、 色褪せぬ向田邦子さん~

ピアノと、歌と、お話しと。 ~音楽夜話、 色褪せぬ向田邦子さん~

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information

出演:

谷真人(ピアニスト・作曲家)
トライトーン・松永ちづる
(ボーカリスト)

ゲストトーク:
「向田邦子さんを語る」

筒井ともみ(脚本家・小説家)
聞き手・浜美雪(編集ライター)


中央線の窓越しに、それを見ていた女がいた…。粗末な木造アパートで、男と並んでライオンが、 夜空を眺めているところ。
随筆集「眠る盃」の中の一篇「中野のライオン」をモチーフに、向田さんへのオマージュ曲を創りました。そして、彼女が好きだったあの歌やあの曲もセレクトし、彼女の思い出話しと、ハートフルな名曲たちで綴る、ステキな夜をご用意しました。


2017年1月25日(水)
開場:18:30 開演:19:00
全自由席:3,000円
ご予約:info@ga-kou.com

場所:杉並公会堂小ホール
東京都杉並区上荻1-23-15

※JR中央線、または東京メトロ丸の内線「荻窪」駅北口より、青梅街道を四面道交差点方面へ、徒歩7分。
 


イラストレーション:
本山賢司

PAオペレーター:
大下内義人

special thanks:
佐分敏克
ツチダマミ(うわの空・藤志郎一座)

「中野のライオン」より作詞:
ハマダテツジ


主宰:
ギャラリー工(有限会社工企画)

企画:
谷真人、ハマダテツジ

企画協力:
「音楽は、こころのオアシス」Child’s Oasis Project

杉並文化芸術活動助成事業
 

 
photos

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杉並公会堂小ホールです。親しくさせていただいている声楽家の方のお話によると、スタインウェイ、ベーゼンドルファーインペリアル、ベヒシュタインの、世界の三大ピアノを保有している区立のホールだそうです。公共に開かれていて、区民に使いやすくなっているのは有難いことですし、自転車で行かれる距離で、音楽にいつでも触れられるのがうれしいです。年間のスケジュール表がロビーで頂けましたし、他のコンサートへも足を運んでみたいと思います。

今回は、コンテンツをあのまちやこのまちに運ぶことで、「人から人へ、町から町へ」と感性の繋がりを育てていこうという主旨で、杉並区の文化芸術活動助成事業に相談し、ホールや付帯設備の使用にあたっての補助をいただきました。おかげさまで、知人や友人たちに御協力も沢山頂いた結果、100名様のお客様に御来場いただき、暖かい拍手と、素敵な空間の中で、公演をすることが出来ました。
 

 

この活動履歴には、そこにあった木について、メモも残していきたいと思っているのですが、杉並公会堂が面する青梅街道沿いはトウカエデの街路樹です。時期的に職人さんたちが枝を下ろす作業をされている頃で、急ぎ足の青梅街道でも、アスファルトにドサッと枝が落ちるまで、人々が立ち止まっていました。
 

 
プログラム

 

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プログラムに載せた御挨拶より。

本日は、ご来場ありがとうございます。ピアニスト・作曲家の谷真人と、私、濱田哲二が企画したトーク&コンサートに、ようこそいらっしゃいました。今年は、向田邦子さんが飛行機事故で不慮の死を遂げてもう36 年になるといいます。プログラムは、向田さんのエッセイに書かれている曲、彼女が中央線の窓からライオンを見たという昭和30年代に流行っていた歌、そして、谷と松永のオリジナル楽曲を中心に構成いたしました。トークでは、言葉のひと・向田さんのこだわりを。と、今宵は、皆さまの記憶に今も色褪せぬ向田邦子さんの魅力をたっぷりとお楽しみいただこうと思っております。

ギャラリー工( 有限会社工企画)
濱田哲二
 

 
このコンサート開催に至るまでには…。

 

谷真人、暮部拓哉

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実はこの「中野のライオン」は今回の為に作ったというよりも、少しづつ活動を続けてきた経緯があります。

先ずは、戸張さんという女性に、向田邦子さんの随筆集「眠る盃」の中に「中野のライオン」という一篇があるのを知っていますか?と、お話を頂いたのが全てのきっかけでした。

2015年、先ずは詞と曲作り。それから、本山賢司さんに詞に合わせたイラストレーションを描いていただき、その8枚のイラストを2016年5月に開催した「with展」では展示をしました。

そのときにはライブも開催して、谷真人さんの演奏(このときはアレンジを変えたバージョン)に暮部拓哉さんのヴォーカルで歌っていただきました。
 

 
photos

谷真人

谷真人、松永ちづる

谷真人、松永ちづる

前半は、谷真人さんと松永ちづるさんによる音楽から。シューベルトの野ばらから、向田邦子さんのエッセイより「夜中の薔薇」の朗読。このあたりの選曲は、筒井ともみさんと浜美雪さんからのアイディアを色々と頂きました。

ここからは、映画音楽のメドレーや、谷さんと松永さんのオリジナル。そして、向田さんが中央線の窓からライオンを見たという、昭和30年代の流行歌メドレーが繰り広げられました。

筒井ともみ、浜美雪

筒井ともみ、浜美雪

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そして後半は、筒井さんと浜さんによる「向田邦子さんを語る」。興味深いエピソードが続き、予定の時間を越してのトークでしたが、お客様がお帰りの際、もっとたくさん聞きたかったという声も頂きました。

谷真人、松永ちづる

そして、最後は「中野のライオン」。また、どこかで聴いていただければと思います。音楽夜話、有難うございました。
 

 
出演者プロフィール

谷真人 Tani Masato

ピアニスト・作曲家・ヴォーカリスト・映像制作など、マルチに活動する「音楽クリエイター」。東京外国語大学卒、外資系広告会社を経て音楽の道に転身したいうユニークな経歴の持ち主。幼少の頃に初歩のピアノの手ほどきを受けた後、15年のブランクを経て在社中に独学で再開。30代半ばにしてパリ国際アマチュア・ピアノ・コンクールで優勝、プロの道にスカウトされ遅咲きのクラシック・ピアニストとしてデビュー。現在はオリジナル、ポップス、ジャズなどさまざまな音楽に精通した音楽活動を展開中。ACジャパン、ハウス食品などのCM音楽も多数手がけている。マスメディアにも多数出演中。JASRAC会員。
 

松永ちづる Matunaga Chizuru

混声アカペラアグループ「トライトーン(TRY-TONE)」top(soprano)担当、オリジナル楽曲の作詞作曲、編曲も数多く手がける。近年では、合唱団への編曲や新作の提供、また自身のピアノ弾き語りによるソロライブの開催、ヴォーカル講師として後進の指導にあたるなどその活動の幅を広げている。武蔵野音楽大学声楽科卒。
 

筒井ともみ Tutui Tomomi

脚本家・小説家。1948年東京生まれ。成城大学卒。96年「響子」「小石川の家」で第14回向田邦子賞受賞。2001年以降、同賞審査員を務める。2004年から東京藝術大学大学院教授。テレビドラマの脚本に「家族ゲーム」、「センセイの鞄」など。映画脚本に「それから」「失楽園」「阿修羅のごとく」など。主な著作「舌の記憶」「女優」「食べる女」「おいしい庭」など。杉並区在住。
 

浜美雪 Hama Miyuki

編集ライター。1955年、神奈川県・横浜生まれ。国際基督教大学卒。「SWITCH」誌の編集等を経てフリーとなる。「師匠噺」「笑いの女神たちコメディエンヌXファイル」「落語家の了見」などの著書がある。