CoCoにおいでよ!





その1 CoCoの散歩道

犬好きの皆さま、「さぁ、ここにおいでよ!」ということで、こんなタイトルにしてみました。ご覧の通りすっかり顔が白くなってしまった、わが家の愛犬CoCoは、今年2016年、満13歳になっています。さて、さて、ネットでCoCoのことを調べてみますと、次のような解説がされていました。

イングリッシュ・コッカスパニエルは、山シギ猟の為に小型のスパニエルから作られた犬種で、薮の中から山シギをレトリーブするのに最適な大きさの犬です。このE・コッカーはアメリカン・コッカーの元となった犬種で、約30年前に独立した犬種として認められた、まだまだ新しい犬種で大きさ自体はアメリカンと大差ありません。室内で飼うのには大きすぎず、小さすぎないサイズで体重も約9キロ〜12キロです。とありました。そして、その性格については…

古典的なE・コッカーの性格は「メリー(楽しい)コッカー」と呼ばれるものです。フレンドリーで愛情深く、忠実です。大胆でいて、繊細な神経の持ち主。元々アシ等が茂ったフィールドを一定の速度で長時間走り続ける事が出来るように改良されたE・コッカーは、素晴らしくスタミナがありますのでエネルギーを発散させてあげる事が必要です。 ということは、どうやら、たっぷり散歩をさせてあげないといけないようです。

それが最近では、歳のせいか、あまり散歩が好きではなくなってしまいました。オシッコとウンをするとサッサと帰ろうとするので、もっと行こうとリードを引くと、足を突っ張って頑なに拒否。いつの間にか、頑固ばあさんの様相を呈しています。

そんなCoCoが、
わが家にやって来たのは04年7月11日の日曜日。韓国人のビジネスウーマンが飼っていたのですが、仕事の都合で飼えなくなったということで里親を探しているということを犬好きの知人から知らされ、お見合いを。そして、会った瞬間、ひと目で気に入ってしまい、即、里親になったのでありました。

おきゃんな部分と、躾けられたお行儀の良さの両面を持った彼女、来た途端、わが家にはいなくてはならない存在になりました。それは、CoCoが、まだ2歳になったばかりのことでした。

そこで、まずは皆さまに、そんなCoCoが散歩が大好きだった頃行っていた散歩道をご紹介したいと思います。朝は大概7:00、夕方は17:00〜18:00頃に、時には家人もいっしょに出掛けていました。


          まだ赤茶色で良い毛艶の2歳のCoCo

   
ここが散歩のふりだし
 
遊歩道
  昔どぶ川だったとか
   
物蓮の花
 
閑静な住宅街
 
オシロイ花

私のギャラリーと自宅のあるビルの横の遊歩道を、堀の内のお祖師さまに向かって歩いて行くのでありますが、道筋には、寺が多く、お祖師さま「妙法寺」の近くには、門前らしい小さな商店街も広がっており、けっこう楽しい30分位のコースです。

妙法寺山門

   
妙法寺脇の道
 
境内は、緑濃い杜
 
山門の仁王さま
   
狛犬の「あ」
 
いきなり駆け出す、ココ
 
こちらが「うん」

厄除け祖師、日月山妙法寺は、落語「堀の内」でも有名。なみはずれた粗忽者が、おまえの粗忽は信心をしなければ治らないといわれてやって来るのが、このお祖師さま。毎月、3の日がご縁日。小さな骨董市や、植木市などが、時々開かれます。

鳩に吠え掛かるココ

   
私を待つココ
 
植木屋のリヤカー
 
古い造りの街並み
   
和牛のメンチが名物
 
俵に鼠の石像
 
福相寺

この散歩道は、なかなか素敵な植物たちがいっぱい。CoCoがわが家に来たのは夏だったので、大きな水鉢に植えられた蓮がちょうど美しく咲いているお寺がありました。池に植えたのではないので、手入れがとても大変なハズ、いや、ハスだと思います。


朝陽を浴びて、正に極楽浄土

   
たくさんの蓮の大鉢
 
桜の大樹とココ
 
元気なサボテン
   
百日紅
 
石仏
 
斎場脇の桜並木

この日も暑い1日。デジカメを撮る私の影も、それは暑そうです。CoCoも長い舌を出して、激しい息遣い。亡くなったラッキーの時の、後脚を大胆に上げて、ここは俺のテリトリーとばかり次々にオシッコを引っかけて歩く散歩と違い、雌犬CoCoの急にしゃがみ込むオシッコ・スタイルに、大いに戸惑いながらの散歩、これも又、楽しからずやなのでありました。

朝からジリジリと。影は私


  大きなけやきの下のギャラリー工【こう】からの散歩マップです。


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