硝子屋福


2010年6月 福田真木子さんの工房、「硝子屋福」に、ギャラリー工【こう】に出入りする作家さんやお仲間と、「おてがるガラス体験」に行ってきました。 (上村 泰氏・撮影)



工房のある場所は、九十九里にほど近い、上総一ノ宮。
のんびりと広がる田園風景の中にありました。
2007年から始めているということです。


溶鉱炉は自分たちで造ったものだそうで、中の温度は約1200度。1年中電源を切ることがないのだそうです。


比較的簡単なコップや小物は、約1時間程度の制作時間。
まず、創り方の説明が福田さんからあります。


それが終わると、それぞれが創りたいもののデザイン画を描きます。


約1200度の高温のガラスはオレンジ色でトロトロの水あめのよう。パイプをクルクル回転させながら巻き取ります。 これは難しいので、 福田さんがやってくれました。


これは他の人の作品ですが、ガラスに色をつける工程です。



パイプをクルクル回転させながら、吹く工程です。


底を創る工程です。


口をひろげて、形ができたらできあがりです。
できたての高温のガラスは1日かけてゆっくり冷まさないとこわれてしまうので、作品は当日持ち帰れません。
私たちは、宅急便の着払いで送ってもらいました



こんなグラスになりました。
そうめんを食べたりする時に重宝しています。



帰りにみんなで上総一ノ宮海岸に立ち寄り、海岸の日没を楽しみました。なんともクリエイティブな1日でした。

NEXT
硝子屋福
ETCに戻る