ハマダ伝

                                   作:濱田 哲二

 「沸々と湧き出るままに粗歌一首上手も下手もあるものじゃなし」




  『ハマダ伝』  粗歌一首 2007年(平成19年)


阿久悠(あのひと)の日記を真似て今日からと短歌ひねりし地下鉄の中 (07/8/17)

花緑聴くデザインサイトドット柄理子の着物で「不動坊」演る (07/8/17)
         (*花緑は柳家花緑 理子はデザイナー高橋理子)

骨董の市に元気な蝉の声宝掘り出せ夢も掘り出せ(07/8/21)

脱出の後でよかった大爆発神がいたのか中華航空(07/8/21)

落語聞き世事を肴に友と飲む黄昏迫る芋洗坂(07/8/23)

窓を開け団扇に蚊やり冷えたお茶クーラー止めて温暖化阻止(07/8/27)

涼しいと言ってた筈の蒸し暑さ松坂沈み不快指数増す(07/8/29)
           (*松坂はレッドソックスの松坂投手)

戯れに書いた詞・曲が大ヒットそんな夢みてギター爪弾く(07/8/30)

掘り出しの市も僅(わず)かに今日と明日立て看板に秋風の吹く(07/9/1)

農水相辞任で首相蚊帳の外ひそかに引導麻生と与謝野(07/9/4)
 (*麻生は安倍改造内閣で自民党幹事長 与謝野は内閣官房長官)

黄揚羽が都会の隅で生まれけりやぁこんにちはとシャッター押しぬ(07/9/4)

台風の上陸間際蒸し鶏を気圧気にしてクックする夜(07/9/6)

連敗でしかも連日1点差我慢限界歯がゆし巨人(07/9/9)

居酒屋がすっかり板に付く日々に逆らいパブでピエールエール飲む(07/9/11)

流木を入れて置きたる白い鉢横丁堂は侘び寂びも売り(07/9/13)

切なげな季節外れの朝顔の薄紫に秋の陽の差す(07/9/14)

撫子も四人に一人六十五日本列島老人の国(07/9/17)

信楽の狸仕入れし横丁堂客に福あれ店に福あれ(07/9/20)

ロマンスカー稔る稲穂と曼珠沙華墓参も愉し駅弁ビール(07/9/23)

赤と黒金魚貰って放つ池和金に泥鰌(どじょう)共存頼む(07/9/25)

イヤホンで天下分け目の巨中戦会議最中(さなか)もラジオ聴く夜(07/9/27)

一面は沖縄の空人の波雨の日曜抗議記事読む(07/9/30)
 (*集団自決を日本軍が強制したとの記述が削られた教科書検定問題)

郵政が今日からスタート民営化りみの歌声CMに乗り(07/10/1)
           (*りみは歌手・夏川りみ「涙そうそう」)

流し目で気取る姿はエマニエル上手いカットで艶やかなココ(07/10/2) 
            (*ココは愛犬名)

久々の美酒を清水よありがとう逆転サヨナラ巨人優勝(07/10/3)
                     (*清水外野手)

秋晴れの陽射しを浴びてうたた寝の愛犬見つつブログ書く我(07/10/5)

笠間では思いがけずに二つ目に次は羽織で還暦落語(07/10/8)

下町でカラオケ歌う秋の夜気さくなママで店の名「寄り道」(07/10/10)

梯子掛け駄目なら外すテレビ局次があるのか大毅の出番(07/10/12)
                   (*プロボクサー亀田大毅)

先輩の個展訪ねて我もまた静かに燃える熱き心根(07/10/15)

晩酌と連ドラ愉し秋の夜去年は「のだめ」今年「歌姫」(07/10/17)
                  (*のだめカンタービレ)

童謡をテーマに話す秋の宵会議のつづき居酒屋でやり(07/10/18)

チャリで行く救世軍の大バザーあるかお宝がらくた山に(07/10/20)

江戸の粋根付を今に創る粋あそび心に喝采の秋(07/10/22)

芸人の笑味期限を気にしつつ笑って呆れライブ観し夜(07/10/24)
               (*高田笑学校を観に行って)

ロッキーやあのマクレーンの男意気初老の手本ネバー・ギブアップ(07/10/26)

飲みつづけ今日は絶対休肝日英語で言えばレバー・ホリデー?(07/10/30)
           (*正確にはAFD、alcohol free day )

ファンの夢期待裏切る落合の采配空し日本シリーズ(07/11/2)
           (*8回までパーフェクトの山井の交代)

深酒後時々出遭う宇宙人頭シビレテ目の裏ピカピカ(07/11/5)

朝に晩秋の小路を愛犬と散歩しながら落語の稽古(07/11/7)

人脈が何かゆっくり動き出し今日も今日とて神田で酒宴(07/11/9)

喜楽家の高座名貰い二つ目にますます精進する気の楽喜(07/11/11)
              (*高田文夫氏命名:喜楽家楽喜)

猪口才は今やすっかり死語となりあの頃の小僧白髪親仁(おやじ)(07/11/12)
              (*赤銅鈴の助の復刻本を貰う)

二十代神保町の片隅で酒にマージャン時々仕事(07/11/14)

同じ飯喰った仲間はいいものだ失敗談も腹から笑い(07/11/16)

昼間から飲むのも楽し秋の午後日比谷の公孫樹少し色づく(07/11/19)

笑っちゃう塵も積もればやはり屑短歌のような五七五七七(07/11/21)

このところ企画に会議そして酒もひとつおまけ落語の稽古(07/11/23)

吾が作詞作曲佐瀬で歌手は油井歌が流れる還暦パーティー(07/11/26)

名前ココイギリス娘のコッカですもうすぐ5歳番茶も出花(07/11/28)

やがて吾老いてその先どうなるかそんなことよりまずは今日なり(07/12/2)

風邪引いて鼻が詰まるしだるいのにそれでも応援星野ジヤパンを(07/12/4)

わが友が紅白に出る喜びを7時のニュース見つつ噛み締め(07/12/5)
          (*すぎもとまさと氏、紅白初出場)

今朝掃いたばかりの道に落葉降る風邪のだるさに苛立ちつ見る(07/12/7)

公孫樹の葉床に敷き詰め客を待つそんなサロンで口開けに飲み(07/12/11)

どの顔もいい顔ばかり揃いけりAgain展の来春愉し(07/12/14)

わが妻の姉の夫の訃報聞き欅の落葉落つるのを見る(07/12/17)

江戸の町埋め立て多く地盤だめ馬鹿馬鹿しくてジバンにならぬ(07/12/19)

段取りと時間ばかりが先行しそれでいいのか葬儀屋ビジネス(07/12/22)

今日はイヴホールチキンも買ってありシャパン冷やし準備万端(07/12/24)

イヴ過ぎてまた近づいたお正月酢だこのイボが頭を過ぎり(07/12/25)

吾亦紅聴いた翌日二日酔い女房(あなた)に済まぬとあやまりたくて(07/12/27)

年の瀬や築地市場の人の波路地を逆巻く怒涛のように(07/12/30)


  『ハマダ伝』  粗歌一首 2008年(平成20年)


元旦や一杯やって昼寝して目覚めてみれば黄昏せまる(08/1/2)

わが心花鳥風月求めつつその対極も興味津々(08/1/4)

還暦のマグマゆっくり動き出しやる気満々爺(じい)パッパルーラ(08/1/7)

愛犬は酔った私が厭のよう娘の部屋に緊急避難(08/1/9)

飲み疲れ吾失礼すその後はひと足早き女正月(08/1/14)

役立つか月に一度の英会話シニア3人ペラペラトリオ?(08/1/16)

還暦の赤い頭巾にちゃんちゃんこ妙に似合って変に納得(08/1/21)

ありがとう予報通りの雪となり犬も喜び吾も喜ぶ(08/1/23)

カラオケを唄い疲れてしんみりとママを挟んで夜明けとなりぬ(08/1/25)

紅白のベストを着けて弓張の提灯持って今だニヤける(08/1/28)

久し振り寒さ和らぎ梅の花今日にも咲くぞと蕾膨らむ(08/1/30)

雪の日に若い談志や円鏡と落語の国で遊ぶ贅沢(08/2/3)

六本木ミッドタウンで待ち合わせアビーロードでロックなど聴き(08/2/5)

書評書きなかなか良いと自画自賛何につけても自分を褒めて(08/2/7)

今日もまた昼から雪の予報出て気になる出足スケッチ塾展(08/2/9)

再開の赤福貰いお裾分けお茶でお喋り展覧会場(08/2/12)

消しゴムで消したい過去は吾もあり一力自伝読みつつ想い(08/2/14)

テレビでは東京マラソン賑やかに二月も半ば春近づいて(08/2/17)

横丁堂蕎麦猪口売れて鉄瓶も細く長くが小商人(こあきゅうど)なり(08/2/19)

昨年はすぎもとさんの吾亦紅今年佐瀬さんブレイク予感(08/2/20)

このところテレビに映画にDVDオールデイズで盛り上がる吾(08/2/22)

晩年はきっと私も隠れ酒そんな気がして謙さん偲ぶ(08/2/25)

マッキャンに入った歳は二十六神保町を日々飲み歩き(08/2/27)

阿久悠とすぎもとさんで盛り上がり佐瀬さんギネスで天下泰平(08/2/29)

創り手はやはり気になる著作権それでも嵌るYou Tubeサイト(08/3/3)

アマチュアとプロの差を詰め名曲をいつか創ると今日も詞作す(08/3/4)

俵万智さすがに巧い短歌たち吾も負けずに今日も七七(08/3/6)

ロードショー期間終わって観る二本立この時間差がセカンドライフ(08/3/8)

久々の雨に濡れてる梅花散り白木蓮の蕾膨らむ(08/3/10)

お昼前家人の姉が持ってきたミモザの花でテーブルも春(08/3/12)

雨の中愛犬の為買い物に可愛い子には労を惜しまず(08/3/14)

深川の宵闇迫る富岡八幡宮で大神輿見る(08/3/16)

いつもなら口も付けない鯵フライ美味いとひと口漁港食堂(08/3/18)
     (小田原の港にて昼食)

ニュータッチ20個入りを抽選で「外は大雨。さぁ、持って行け」(08/3/21)
            (落語会の最後に提供スポンサーの抽選会があり)

移住したオーストラリアの匂いする昔の仲間のメール届きぬ(08/3/23)

桜咲き日毎近づくAgain展懐かしき顔満開に咲け(08/3/25)

春風に乗って聞こえる友の聲若きあの頃脳裏を翔ける(08/3/26)

桜咲ききっと満開湯河原も宴会疲れがちょっと心配(08/3/27)
            (あぁ、愉快、湯快へ)

世の中はやっていいこと駄目なことその判断をセンスと呼ぼう(08/3/28)

折からの雨にもめげず百余人酒の肴は元気な笑顔(08/3/31)
     (Again展オープニング・パーティー)

酌み交わす酒に昔の風が吹き忘れていたこと思い出す夜(08/4/4)

華やかな祭りの後に降る雨に心洗われ地を固められ(08/4/8)

マンションの工事が入りその音に怯えるココをギュっと抱きしめ(08/4/10)
             (ココは愛犬の名)

このところ良い歯車が噛み合ってわが人生も花がいっぱい(08/4/12)

テレビではレッドソックス・ヤンキース雑な対決松坂・松井(08/4/14)

FAでアメリカめざす上原がまたもKO一発・連打(08/4/16)

ひとしきり小雨になりてココ散歩桜の花茎絨毯のよう(08/4/18)

その歌詞がじわっと沁みて酒を飲む「掴めないもの」「守りたいもの」(08/4/20)
               (普天間かおりさんのLIVEを聴いて)

琉球が急に近くになりし日々うちなんちゅうの心に触れて(08/4/21)
        (古謝美佐子さんのLIVEを聴いて)

まず十年そう考えて毎日をとにかく楽しく七十歳(しちじゅう)目差す(08/4/23)

風吹いて雨も落ちたり陽が出たり変な一日春の狂乱(08/4/24)

長野ではまるで茶番の聖火リレー見えてくるのは警官ばかり(08/4/26)

押し出しのフォアで結局サヨナラに巨人又負け昨夜も不貞寝(08/4/28)

ノスタルジーそんなんじゃない昭和には詰まっているぞ未来のヒント (08/4/30)

休日も平日もなし吾が暦されど黄金(れん)週間( きゅう)いよいよ佳境(08/5/2)

愛犬のアトピーなかなか治らずに痒がる足に包帯を巻く(08/5/4)

勝どきで潮風の中陽を浴びて愛犬と共海を愉しむ(08/5/7)

ユニークな歌声響くスタジオで昔の縁(えにし)明日へ繋ぐ(08/5/9)
       (まきみちるさんの娘、分家かなちゃんで歌を録る)

肌寒い陽気だからと母の日に赤のワインでおでんを突付く(08/5/12)

低気圧どんと居座り今日も雨飲みに出る頃上がるといいが(08/5/14)

携帯がついに壊れて新機種に多機能すぎて目までオン・オフ(08/5/17)

酔うほどに珍論・奇論それも良しAgain展の打上げの夜(08/5/20)

二日酔い止めりゃ良かったあの時にそんな思いで六十余年(08/5/22)

早く起き一仕事して飲む珈琲(カフェ)はブラックなのに何故か甘やか(08/5/24)

ドラマ見て交流戦見てドラマ見て晩酌もして夕べは早寝(08/5/26)

成る程と思い入ってみたけれど緑提灯吾は馴染めず(08/5/28)

プランタに野菜の種を蒔こうかな自給自足の第一歩なり(08/5/31)

雨降れば雨の歌書き晴れたらばそれが自然と晴れの歌書く(08/6/3)

雨やんで曇りの空はミルク色湿った路地を自転車が行く(08/6/4)

晴れ間来て今日は梅雨もひと休み差し込む日差しに心和ます(08/6/6)

何にでも気力に勝るものはなし心晴らせば雨又楽し(08/6/9)

山茶花にチャドクガ見つけ火で焼いて梅雨の儀式と今年も駆除す(08/6/11)

藍(あお)空を見上げて思う首里の空今宵愉しみ沖縄古謡(08/6/13)
   (梅雨の晴れ間の上天気、今夕、古謝さんのLIVEに)

厩橋やがて駒形吾妻橋江戸の名残の隅田を船で(08/6/16)
            (隅田川ラインに乗って)

英語詞に聞き耳立てるネイティブのスタッフ魅了みちるの歌唱(08/6/18)
      (まきみちるさんでKIZZUNAを録音)

振り返る昔がありて今がある今日も1日やりたいことを(08/6/20)

雨音に心和ます日曜日昼はカレーと米を研ぎ(08/6/22)

納豆に味噌を混ぜれば納豆みそこれが本当の手前味噌なり(08/6/23)

小器用にあれもこれもは駄目という作家の言葉耳に傷みて(08/6/24)
                (浅田次郎講演会に行き)

パソコンやモデムの故障で学びたり何はともあれまず再起動(08/6/27)

満員のよみうりホールわが友の底力みし還暦ライブ(08/6/30)
         (高田文夫還暦ライブに行き)

連歌師の短編(はなし)を読んで我が歌の下の句詠みつ恥歌師(はずかし)と思ふ(08/7/2)
        (火坂雅志著「天下百韻」を読み)

吹く風が湿り気帯びて不快でもクーラー堪え短パンになる(08/7/4)

吹きガラス泡の向こうにきらきらと夏の気配が見え隠れする(08/7/7)

月曜は銀座で飲んで昨日木場今日はわが家で休肝日也(08/7/9)

貰いもの義理もあるけど夢もある遠慮しないで戴きまする(08/7/10)

ライブ済み疲労感まで心地よしここがスタート明日に向けて(08/7/15)

牧水の歌に負けずに詠もうかとまるでライバルこの図々しさ(08/7/17)

この俺の守りたいもの何だろうしばし目を閉じ考えてみる(08/7/19)

ノーマンと出会った頃は吾もまだ現役盛り二昔前(08/7/21)

そういえばケッコー好きに生きているバカボンパパだ「これでいいのだ」(08/7/22)

腹痛が遠のけばもう吾のものとは言うものの今宵飲むまじ(08/7/25)
           (自省を込めて)

昨晩の雷雨で今朝は過ごし良くハイビスカスも涼し気に咲く(08/7/30)

夏の夜をタイトルマッチにオールスター焼酎呑みつ吾も愉しむ(08/8/1)
    (29日、ボクシング・フライ級ダブル世界タイトル、WBA王者・坂田健史判定 
     4回防衛 WBC王者・内藤大助逆転KO 3回防衛)
    (30日、プロ野球オールスター第1戦 MVP 楽天 山崎武司)

残念なり全英リコー女史オオープン藍も不動も一歩及ばず(08/8/4)
 
(77年の全米女子プロで優勝した樋口久子(現日本女子プロゴルフ協会会長)
 以来と なる日本人2人目のメジャーVを目指したが、不動裕理3位 宮里藍5位)

新聞にゲリラ豪雨と一面に都市の暑さに天気も狂い(08/8/6)

クーラーが壊れて思う江戸の夏汗を拭き拭き団扇パタパタ(08/8/8)

実力と願いは違う現実に解っちゃいるけど頭カリカリ(08/8/10)
     (北京五輪を観戦しながら)

東京がどれだけ空くのかこのお盆スポーツ・カフェよ今夜は混むな(08/8/13)

終戦の記念日翳(かす)む北京五輪記憶も記事も片隅となり(08/8/15)

今日勝つと負けるじゃ違う天と地だ星野ジャパンよ死なんと戦え(08/8/18)
               (オリンピック日本VSカナダ戦)

昨晩は酒抜きで見たアメリカ戦それでも酔えた上野の力投(08/8/22)
       (オリンピックソフトボール決勝)

負け戦終わった後の苦い味蝉の鳴く声それも空しく(08/8/24)
       (星野ジャパン、メダル逃す)

吾ひとりココと留守番外は雨このまま秋になるのは寂し(08/8/25)

翡翠(ひすい)なく薬石採りて帰り来ぬそれもまたよしドライブ旅行(08/8/28)

雷鳴と激しい雨音聞きながらワイン片手に末世を想う(08/8/30)

ひとごとのように政治をやるひとと福田首相は評されて去り(08/9/2)

熟するを楽しみに待つ無花果を取るな突付くな頼むよカラス(08/9/4)

人生をあれこれ思い振り返る下(しも)の七七考えながら(08/9/6)

蕎麦たぐりLIVEを聴いてバーボンをこれぞ週末値千金(08/9/8)

懐かしいアルバム開き若き日を埃(ほこり)叩(はた)いて秋(しゅう)陽(よう)に晒す(08/9/10)

春にやり秋に再びAgain展昨日より明日(あす)気持も技も(08/9/11)

とばっちり受けて「宝山」可哀相「壱岐」を飲みつつ「三笠」罵(ののし)り(08/9/14)
        (三笠フーズの汚染米流通騒動)

度忘れは呆(ぼ)けのもとだぞ気の用心百までなどとアイ・ドント・脳(08/9/16)

証券も保険もなにも危機向かへ頭冷やせと秋の雨降る(08/9/18)
        (リーマン破綻、AIU公的資金投入)

LIVE済み地下から上がりラジオ点け巨人・阪神天王山聞く(08/9/21)

山道に車を停めて昼使い近くに群れしすすき狩る秋(08/9/25)
      (小田原にお彼岸の墓参、久野の林道で)

長月もあと僅かなり風冷えてわが心にも寂しさ宿る(08/9/27)

青空に頬に優しい秋の風こんないい日に懇親の宴(08/10/2)
    (「Again展 at McCANN ERICKSON」の懇親ドリンクス2日夜)

友人や知人が次々本を出し謹呈本が届く喜び(08/10/6)

ユニフォーム脱いだ王さん来春にもいちどやるかJapan監督?(08/10/8)

巨人勝ち阪神沈んで中日とまだまだ遠き日本一の夢(08/10/10)

三連休パソコン向かいコツコツとこういう俺をオタクというのか(08/10/14)

地下鉄の終電終わりJR高円寺からそぞろゆらゆら(08/10/15)

そういえばシルクにダイヤ明の壷海賊テープもバンコク土産(08/10/19)

文芸坐観たらやまやでワイン買い副都心乗り帰り晩酌(08/10/23)
 (副都心=地下鉄副都心線)

悲観論言ってみるほどアホらしいされど楽観出来ぬこの頃(08/10/25)

原監督勝って8回宙に舞うも一度見たい日本一で(08/10/26)
   (CS第2ステージ勝利、日本シリーズ進出決定)

パソコンの故障でなくて良かったとホッと胸なで総武線乗る(08/10/30)

おばんざい京都肴に酎を飲り喋り笑って秋の夜更ける(08/10/31)

横浜の中華街には人人人食の不安も何の其の也(08/11/4)

愛犬の唸りを真似てウーとやるココも迷惑「元犬」稽古(08/11/6)

名物の特大揚げのきつねそば今年も手繰り高座勤める(08/11/10)
       (「かさま落語会」開口一番を演じて)

繁栄の毒であるから美しい光景凄し野又の世界(08/11/11)
      (野又作品「光景」を見て)

久々に小春日和の青い空個展の案内見つつ眺める(08/11/13)

金土と飲み疲れたまま日曜日やる気起こらず雨もシトシト(08/11/17)

何気なくさりげない日々暮らしつつ笑いもしたり怒りもしたり(08/11/18)

今夕は家人の姉の連れ合いの通夜深々と冷え込む模様(08/11/20)
         (永川克弥さん逝く)

紅葉の櫻葉の散る秋の日に静かに逝きし人を送りて(08/11/22)

地井さんのやはり人柄「ちい散歩」雨も上がって陽射し顔出す(08/11/28)

心経を唱和しながら思いけり故人の笑顔過ぎし日の宴(08/12/1)

ペーさんとパー子さんには脱帽だお笑いならばの生きざま見えて(08/12/2)

空気澄み朝の散歩の気持ち良さ歩みに合わせ深呼吸する(08/12/3)

品川にすぎもとまさと聴きに行き同じ世代とその歌詞(うた)に泣く(08/12/5)

友たちと鍋を囲んで一頻り今年の出来事あれやこれやと(08/12/8)

タクシーを拾えぬ深夜懐かしむバブルの時代戻れぬ日々を(08/12/14)

不景気よ頭の上を飛んでいけ首を竦(すく)めてウフフと笑う(08/12/15)

鳥肌が立つというのはこのことか聴けて良かった談春『文七』(08/12/19)

吾が思考発想未だ広告屋そんな想いで講演を聴き(08/12/22)
      (「お別れ広告批評大会」を聴きに行き)

イブの夜友が来たりて内パーティー飯島愛の訃報も届く(08/12/25)

チェロの音がピアノ追いかけ美しくイントロ奏で普天間熱唱(08/12/27)
   (東京文化会館で普天間かおりコンサートツアー2008)

来る年も横丁堂の名物はこの「 粗歌・駄句」と「ハマダ伝」也(08/12/31)


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