IN MY LIFE |
もくじ |
春から夏へ 梅雨の頃 初夏から夏 柳家小春一門浴衣会 |
春から夏へ |
春うらら。時に、こうして古硯をじっくり眺めるのも楽しいものであります。この硯は、亡父のコレクション 「登龍硯」といい、当時、古硯鑑定の第一人者、坂東観山先生の直門の佐藤甲岳先生から譲り受けたもの。亡父は、辰年生まれなので、辰は龍なりで、八頭の龍が昇天する如きその彫りと、裏面の蝦蟇(がま)の運気が ... 将来を象徴するような気がし、この硯 に魅せられたと日記に書いてありました。 |
裏面の蝦蟇は、三本足の蝦蟇。中国では青蛙神(せいあじん) と呼ばれ、ガマ仙人が従えてる霊獣とされているそうです。 天災を予知する力を持つ霊獣(神)とされ、大変に縁起の 良い福の神的存在。ガマ仙人は、月に住むこの三本足の ガマを捕まえるために、金貨で釣り上げたとされており、 金運を招くとされているということです。 |
愛犬CoCoの散歩道の個人のお宅の庭に植えられた桜。4月9日にスナップしました。 |
これは、ボードビリアン・バロンとギャラリー工【こう】と関係の深い陶芸作家、愛称ユミルさんのご主人、世界的に有名なパイプオルガン製作家・横田宗隆さんのツーショットです。私たち家族は、彼らの
スエーデンのお宅を訪問したことがございます。
Newsweekの世界が尊敬する日本人より 横田(53)には、世界から名指しで建造や調査の依頼が来る。 現在携わる韓国芸術総合大学の次はニューヨークのイースト マン音楽大学、その後にはコーネル大学のプロジェクトが控えている。 パイプオルガンの世界にも工場での機械製造が広まるなか、横田は中世以来の伝統的な製法にこだわる数少ない建造家の一人。大きなオルガンだと数千本あるパイプもすべて手作業で作る。1台のオルガンの製造に5、6年かかるため、手がけた数は決して多くない。 横田には過去の製法を再現するハイレベルな技術と、耳だけを頼りにパイプの音を調整する「整音」の天賦の才能があると、コーネル大学のアネット・リチャード教授は言う。「横田のオルガンの音は温かく生き生きとして、豊かだ」 |
ユミルさんと、2人のお子さんたち。 |
これは、ユミルさんこと、横田
加藤 由美さんの 陶製の照明です。 |
小田原に行った時、早川の川原で採取してきた クレソンに花が咲きました。 |
やはり亡父が使っていた文鎮。 蓮の葉にのった蛙です。 |
ギャラリー工【こう】の庭で咲いた、エビネ、シラユキゲシ。 CoCoの散歩コース、堀之内の妙法寺の近くのお寺には、 縁起のいい俵ねずみの石碑があり、とてもいい感じです。 子(ね)という文字は 増える意味、子孫繁栄 家族繁栄の象徴。 あの七福神の大黒さまの使いにもなっているということです。 |
梅雨の頃 |
私が手入れをしている紫陽花が、今年も白く色づいてきました。 これが、追々、 青く変っていくのですが、いよいよ梅雨の季節が 近づいて来たな という思いを 強くしています。 |
亡父が残した掛け軸をあれこれ広げ、 日本画の森梅渓先生の、 飛瀑鯉の掛け軸を 掛けてみました。賛は亡父のものです。 |
雨に濡れたエントランスです。 |
どくだみは薬草としては、古くは江戸時代の書物の「大和本草」
や「和漢三才図絵」に記載があるそうで、十薬ともいいます。 ハート形の葉、白い可憐な花、名前の響きと匂いが強いので 疎んじられる植物ですが、私はとても好きな一種です。 |
金魚の水槽も雨の中。この水槽は農家の井戸として使われていたものだそうです。 |
雨に濡れたけやきも風情があります。 |
初夏から夏 |
大内枝翆画、ほうずきと蟻。 |
龍のそば猪口。家人が湯のみにも使っています。 |
そろそろ梅干しを漬けようということで、南高梅を購入してきました。 この南高梅は、和歌山県を代表する品種であり、梅のトップブランドとしてその名は知られています。果実は非常に大きく、種は果実のわりに小さめであり、果肉が厚くて柔らかいのが特徴ということです。 |
3日間天日干しをし、試食してみたところ、フルーティーでとても美味かったです。家人が漬けるわが家の梅干しはとても好評で、 お裾分けすると、とても喜ばれます。 |
いただきもののきんぎょの菓子(ゼリー)を、冷たく冷やし夏向きの小皿に乗せてみました。 |
階段の踊り場の鉢植えのイチジクは、たくさんの実が順調に育っています。 |
バジルとシソの苗を、階段の踊り場に植えました。後ろのススキが今年は とても元気です。 |
リビング脇のベランダで夾竹桃が咲き始めました。後ろのケヤキのグリーンと相まってヒーリング効果も抜群です。 |
柳家小春一門浴衣会 |
柳家小春一門浴衣会があり、小春さんのお弟子さんたちの成果発表会を見に行ってきました。 「ぎっちょんちょん」を弾き語る娘です。 |
考えるところがあって節酒をしている最近ですが、酒への思いは人一倍で、やはり「酒なくてなんの己が桜かな」であります。 そしてこれは、猪口コレクションの一部。染付、ガラス、錫、土ものを選んでスナップしてみました。 |
GALLERY工+Withに戻る |