キジバト雛レスキュー・レポート



それは、2013年、8月12日(月)の朝のこと。
ルーティーンの水撒きをしていたらエントランスの黒竹の脇に、
鳥の雛がいるのを見つけました。よく見るとキジバトの雛でした。
少し飛べるようですが、まだ猫などに襲われたらひとたまりも
なさそうなので、保護したのであります。


そして、家人がネットで、アクシデントで巣離れしてしまった雛の
レスキューの仕方を検索し、擂り餌をつくり、水はスポーツドリンク
がいいというようなことを知り、それを実践しました。

ダンボールに入れて餌付を試みてみると、まだ警戒心が強く、割り箸
の先に擂り餌を付けて口元に持って行くと攻撃的な態度で突いてきま
した。が、たくさんではありませんが、少し、食べてくれたようです。

13日(火)

昨日も、夕刻から凄い雨と雷。一昨日も、昨日ほどではなかったもの
の、やはり凄い雨と雷でした。もしかしたら、そのせいで巣から落ちた
のではと確信しました。

今日も、餌も食べ、スポーツドリンクも飲み、今のところ元気で態度も
落ち着いています。私たちへの警戒も大分薄れたようです。




14日(水)

気のせいか雛の羽毛が少なくなりちょっと大人になったような感じで、
餌も食べ、スポーツドリンクも飲み、元気にしているのをまずは確認。

すると娘が、親バトを見つけ、その動きで、エントランスのムベの棚の
茂みの中にもう1羽の雛を見つけたという知らせ。どうやらキジバトの
巣はムベの中だったようです。

そこで、レスキューした雛をムベの茂みに返そうということになり、
記念撮影。その後、ハシゴを掛け、ムベの茂みに返してあげたので
あります。



  レスキューした雛、何となく幼い。   巣に残っていた雛、なんとなく大人っぽい。

もう1羽の雛とレスキューした雛です。
今は、2羽でピーピーと親バトを呼んでいます。
親バトは、まだ姿を現しませんが、まずは一安心。


8月15日(木)

あれから2羽の雛は、仲良く並んでムベの茂みにいます。
今朝も元気なのを確認していると、親バトが番でやって来たのです。
残念ながら餌をやっているところは見ていませんが、これで大丈夫
のようです。そして、もう巣離れも近いようです。
ズームで撮ったので多少ピンボケですが、後ろの方の雛がレスキュー
した方です。

16日(金)

特に目立った動きはありませんでした。





17日(土)

そして、今日、2羽とも巣離れをして白木蓮の木に止まっている
のをみつけました。時々、親バトも見回りにきています。
メデタシ、メデタシです!


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