City Life

おもちゃ箱ライフはじまる


例えば、ラッキーが私たちのベッドで眠るように、和洋の骨董とモダンアートが同居していたり、ジャンクなおもちゃが大切そうに飾られていたり、季節の野草が小瓶に差してあったり。ちょっと面白いデザインのオリーブの缶詰や菓子の缶、酒の瓶もあれこれと。

友人の画家、高井秀美さんが描いてくれた、家人や娘のスケッチ。ナメ川コーイチ氏のネコの版画、イソノヨウコさん作もちろんラッキーのイラスト。ユタ州から買ってきた獣骨。タイでみつけた黄金虫の標本。古伊万里の大鉢。菊地勝氏の素焼き感覚の器。李朝の壷。明の染め付け。茅木日出男さん作の鳥のオブジェ。アンティークのカメラ、8ミリ。貫名菘翁の書額etc…。まったくこの家は、どこにいってもおもちゃ箱のような煩雑さです。

野又穫氏の空想建築の絵。籐に入った果物。パリのインテリアの写真集。ガラス瓶がいっぱい入った通草(あけび)の手編み篭。サボテン。多肉植物。各種蘭。「アッパレ」というタイトルの田宮奈呂クンの版画。石で創ったインディアンジュエリーの首飾り。オースチンのタクシーや二階建バスのミニチュア。ビーグル犬の置物あれこれ。先史の壷。端渓硯。澄泥硯。アンティーク置時計。

トイレの中には、松本芳翠の書。アジアの古地図。お風呂場には、貝殻や作りもののレモン。シャチやイルカやクジラのプラスチックモデル。アプトザウルスなどの恐竜たち。

玄関先のエレベーターホールには、亡父、濱田如月の「桃源境」と書かれた書額。玄関には、桧の切り株。その上には、ロンドンから買ってきたアンティークの陶器瓶。

そして娘の部屋には…、
ここは彼女のプライバシーを尊重して、ないしょないしょ。

ま、どれもこれも、直接生活にはなくてもいい趣味性の強いものばかり。ほったらかしておけば、どんどん積もっていく塵のように増えていくものたちばかりです。そんな愛するものたちに囲まれて暮らす、私たちのおもちゃ箱ライフ。それもまた愉しからずやだよな、ラッキー…


   
怒るラッキー
 
レンガの床大好き
 
英国土産のラッキー等

   
黄金虫の標本
 
ちょっと自慢の欅
 
アンティークの氷水入れ

   
これもロンドン土産
 
ロンドンの蚤の市で
 
指定席のラッキー

そして、クリスマスになると、友だちを呼んで手づくり料理で楽しいパーティーを開きます。ローストチキンは、鶏のお腹にマッシュポテトやクルミを入れて、オーブンでじっくり焼きます。ケーキやパイも作ったら、クリスマスツリー代わりのハイビスカスの木に、これも手づくりのジンジャーボーイを吊るすのです。その間、ラッキーはじっとガマンの大五郎なのであります。

ところで、この頃、私は地球環境のことを少し、気にするようになっていたのであります。「地球環境を考え、自然をこよなく愛で、地球にやさしい暮らしに徹し、なるべく手づくりを旨とし、自分の身の丈で、愉しく、美しく、笑って生きる」などという長たらしい文句をノートに書き込んだりしていました。



 
手づくりケーキ
 
ママ&ラッキー

 
じっとガマンの…
 
ローストチキン

 
パイも食べごろ
 
ジンジャーボーイ

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