2018年3月 もくじ

さくら咲き「ひとり寝まくら」CDに
好きなこと好きなだけやり桜かな
春彼岸雨にならずも曇り空
副作用のんきな日々に春嵐(はるあらし)
猪(しし)の肉唐揚げで食い春来る


   さくら咲き「ひとり寝まくら」CDに 2018/3/31(土)



桜が満開です。歌手、その名も美月さくらの歌で、私の作詞した「ひとり寝まくら」が、この3月21日に、「東京ジンタ」のカップリング曲としてCD発売されました。フォーク調の涙ポロポロの曲です。作曲・プロデュースは、「吾亦紅」でおなじみの杉本眞人さん。ご購買のほどを。カラオケにも入っていますので、よろしく!よろしく!

CDの
ご購入は、こちらから
https://www.amazon.co.jp/東京ジンタ-美月さくら/dp/B0791V1ZR1


ところで、29日は、スチバーガの休薬期間も終わり、定期健診。
CTも撮りまして肺にあるがんは、嬉しいことに、やはり小さくなっており、続けて第5クールに入ることになりました。しかしながら、第4クールの3週目には副作用が厳しく手足症候群だけでなく、特に口内炎とか下痢が酷かったので、薬の量を1錠減らして3錠ですすめることになりました。

そんな折、この7月に「わたしの宇宙」というテーマで、私のプロデュースでやる1970年代、広告代理店・マッキャンエリクソン博報堂のクリエイティブに在籍したクリエイターたちによる「With展2018」に私の創った詩も作品として出す予定なので、「わた詩の宇宙」というハマダテツジ作詞集を出版しようと、その準備に取り掛かっている毎日でもあります。

ひとり寝まくら

  作詞:ハマダテツジ
  作曲:杉本眞人

今も小さく流れてる FMラジオをつけたまま
眠ってしまった私です
飲み残しのグラス 食べ残したチーズ
飲んで笑った 昨夜(ゆうべ)のことが
あいつといっしょに 甦る 

私の好きな抱き枕 涙がそれを濡らします
私の好きな抱き枕 ひとり寝まくらを濡らします

死にたいくらい好きなのに 昨夜(ゆうべ)もあいつは 
そっけなく 飲むだけ飲んで 朝帰り
ついたままの灯(あか)り 吸い残した煙草
目覚めてみれば私はひとり 男の匂いが残ってる

あいつがくれた抱き枕 涙がそれを濡らします
あいつがくれた抱き枕 ひとり寝まくらを濡らします

あいつがくれた抱き枕 涙がそれを濡らします
あいつがくれた抱き枕 ひとり寝まくらを濡らします

ポロポロ ポロポロ ポロポロ…

Uta-Netにも歌詞が出ています。
https://www.uta-net.com/song/246356/


この「ひとり寝まくら」と同じ杉本さんの作曲による、歌:藤本美貴の「置き手紙」という曲がYouTubeにあったので、曲の方向性として近いので、ちょっと胸キュンの杉本ワールドを聴いてみていただきたいと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=KXhRw3r3cVA


   好きなこと好きなだけやり桜かな 2018/3/27(火)



ちの菩提寺から貰ってきた昨日26日の日めくりカレンダーの言葉は、「散る桜 残る桜も 散る桜」でした。

午前中は、体調が今一だったのでお通夜には行けなかったので、
立川左談次さんの告別式に家人と町屋斎場へ。左談次さんの奥さまが喪主挨拶で言われた「好きなことだけを好きなだけやって逝きましたので、何の後悔もないと思います」という内容のお言葉が強く心に響きました。とても安らかなお顔にお別れをして帰って来ました。

享年は、私より3歳若い67歳。食道がんでした。ガンファイターの
私は、やはり複雑な気持ち。そう、斎場の桜が満開でした。

そんな哀しみの後、夜にはとても嬉しい出会いがありました。
人生、「喜びも悲しみも幾年月」であります。

訃報

落語家・立川左談次さん、食道がんで死去 67歳

落語家の立川左談次(たてかわ・さだんじ/本名:山岡通之)さんが
19日午後9時20分、食道がんのため都内の病院で亡くなった。
67歳。20日、所属事務所が発表した。

左談次さんは1950年12月生まれ、東京都調布市出身。
68年、七代目立川談志に入門し、前座名は「談奈」。
73年に二つ目昇進で「左談次」を名乗り、82年に真打ちに昇進。
2016年8月には食道がんであることを公表。
以後、高座にあがりながら治療を続けてきた。

通夜は25日午後6時より、告別式は26日午前11時より、
東京・町屋斎場(荒川区)で執り行う。


   春彼岸雨にならずも曇り空 2018/3/22(木)



ここのところ薬の副作用のことを書き続けていますが、投薬の第4
クール3週目というのは、やはり副作用の蓄積が厳しく、手足症候群の手足が痛痒くなっていたり、口内炎の状況も厳しい方向。しかし、19日は、予定通り小田原へ墓参に行って来ました。


そこで、冒頭の駄句となります。体調も、気分も、この日の天気といっしょの曇り空でしたが、昼食をと思いスナップの一夜城ヨロイズカ・ファームへ。しかし、売店でお墓に備えるバラの花や、近隣農家で獲れたタケノコなどを購入すると、ここでは食事をせずに、早川漁港にあるイタリアンレストラン、ポルト・イル・キャンティに行きました。
私は、前菜や、パン、飲み物などがセットになったタラコのスパゲッティー・ランチを食べました。その後、墓参をし、この日は早々に帰宅の途につきました。

そして、20日は、天候も雨で、やはり副作用で体調が宜しくなく、投薬も休み、静かにしていました。21日も、冬のような寒さでとうとう雪に。まだ口内炎の調子が芳しくなく、朝食は、オートミールを冷ましてから食べました。22日も副作用が回復しきれていないので休薬することに。しかし、こんな状況でも、外出したり、パソコンに向かったり。兎に角、前向きに行動することを心掛けています。

といったところで、こうしたちょっと厳しい日々に「なにくそ」の応援歌、高倉健さんも好きで歌っていたという水前寺清子の「三百六十五歩のマーチ」です。

♪しあわせは 歩いてこない
 だから歩いて ゆくんだね
 一日一歩 三日で三歩
 三歩進んで 二歩さがる
 人生は ワン・ツー・パンチ
 汗かき べそかき 歩こうよ
 あなたのつけた 足あとにゃ
 きれいな花が 咲くでしょう

 しあわせの扉はせまい
 だからしゃがんで 通るのね
 百日百歩 千日千歩
 ママになる日も ならぬ日も
 人生は ワン・ツー・パンチ
 あしたのあしたは またあした
 あなたはいつも 新しい
 希望の虹を だいている

https://www.youtube.com/watch?v=J0oAnZtRSHU&list=RDJ0oAnZtRSHU


   副作用のんきな日々に春嵐(はるあらし) 2018/3/9(金)



前回、スチバーガの投薬が第4クールに入ったことを書きましたが、2日ほど前から、副作用の口内炎の状況が少々酷くなり、例のプツッと出来るものの他に、口の中が熱い飲み物で火傷したような状態によく似た状況になっていましたので、昨日は、薬を飲むのを1日休みました。そして、チョコラBBを飲み、口内炎用の軟膏を塗ったりして対処。それから、モンダミンでうがいをしたのが案外効きました。
お口クチュクチュのあの薬です。

で、まだ口内炎が治った訳ではないのですが、今日は投薬を再開しようと思っています。他にも、副作用としては、手足症候群と呼ばれる手指の関節付近の角質化、声枯れなどが顕著に表れています。正に、この2、3日、春の嵐が吹き荒れているといった塩梅です。

すると、ダーク・ダックスの「銀色の道」が、浮かんできました。
♪遠い遠い はるかな道は 春の嵐が 吹いてるが〜
という歌詞だと思ってYou Tubeで聴いてみたら、冬の嵐でした。

銀色の道 - ダーク・ダックス (DARK DUCKS)

遠い遠い はるかな道は
冬の嵐が 吹いてるが
谷間の春は 花が咲いてる
ひとり ひとり 今日もひとり
銀色の はるかな道

ひとりひとり はるかな道は
つらいだろうが がんばろう
苦しい坂も 止まればさがる
続く 続く 明日も続く
銀色の はるかな道

https://www.youtube.com/watch?v=y-8ENWr8GTI

この歌を聴いていたら、もう1曲、彼らが歌ってとても
好きだったこの歌も甦ってきました。

花のメルヘン

敏トシ作詞・作曲/昭和45年

「これはね、ママにきいたおはなしなの。
大きいお花と、小ちゃいお花がありました」

むかしむかしその昔 小さな川のほとりに
大きな花と小さな花が 並んで咲いていた
大きな花は美しい いつも楽しく唄う花
けれども小さな花は たった一人ぼっち
恋の陽(ひ)ざし浴びて 二つの花は
春の想いに 胸をふくらませる
むかしむかしその昔 小さな川のほとりに
大きな花と小さな花が 並んで咲いていた

あの娘(こ)もこの娘もこの俺(おれ)を 
ひとめ見ようとここに来る
生きてることの楽しさは おまえにゃわかるまい
大きな花さん聞いとくれ たとえ一人ぼっちでも
僕には心の太陽が いつもかがやいてる
愛の息吹(いぶき)浴びて ふたつの花は
春の想いに 胸をふくらませる
むかしむかしその昔 小さな川のほとりに
大きな花と小さな花が 並んで咲いていた
並んで咲いていた 並んで咲いていた

https://www.youtube.com/watch?v=4ZhSaM86tcc&list=RD4ZhSaM86tcc

それにしても、ホント、人生、山あり谷あり、白アリです。


   猪(しし)の肉唐揚げで食い春来る 2018/3/6(火)



ひな祭りも終わって、いよいよ春本番。3月1日の定期健診では、休薬期間が終わり、体調もまずまず、2日(金)からスチバーガの第4クールの投薬に入りました。現在の副作用としては、声枯れと、それなりの脱毛が気になるところです。

実は、友人の佐瀬さんから知人から罠で獲った猪の肉をたくさん貰ったので食べるかという連絡をもらったので、もちろん食べると応えました。そうしたら、冷凍された大きいブロックと小さいブロックの2つのブロックが入ったビニール袋入りの肉を届けてくれました。それを全部食べたので、その食後の感想お礼メールを送ったので、今日は、そのネタであります。

佐瀬さま

先日は、猪の肉、ありがとうございました。
2つのブロックになっていましたので、大きいブロックの
方はわが家で食べ、小さいブロックは、4Fの筒井さんに
お裾分けしました。わが家では、味噌仕立ての猪鍋と、
ステーキと唐揚げという3種類の食べ方で堪能しました。
サッパリした味で、とても美味しくいただきました。

筒井さんは、ステーキで食べたようです。
彼女は、今、9月下旬公開予定の小泉今日子主演の
「食べる女」に企画・原作・脚本を担当しているので、
忙しいようです。先日、うちのママも端役として撮影に
駆り出され、緑山スタジオまで出掛けて行っていました。
ということで、まずは、お礼まで。

濱田



       筒井ともみさん

ところで、この「食べる女」は、原作・企画・脚本、筒井ともみ。
そして、なかなか豪華な女優陣が出演します。

小泉今日子 餅月敦子
沢尻エリカ 小麦田圭子
前田敦子 白子多実子
広瀬アリス 本津あかり
山田優茄子 田珠美
壇蜜 米坂ツヤコ
シャーロット・ケイト・フォックス 豆乃・リサ・マチルダ
鈴木京香 鴨舌美冬

年齢、職業、価値観がそれぞれ違う8人の女性の「食」と「性」について描いた作品で、「人はおいしい食事をすると、体が元気になる。いとしいセックスをすると、心が優しくなる」と「スローフード・スローセックス宣言」を掲げた、筒井さんの短編集が原作。日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンの記事にはこう書かれており、更に、次のように書かれていました。

食べることと料理することをこよなく愛する、小泉演じる雑文筆家・敦子(とんこ)のもとに集まる7人の女性が、恋や仕事に悩みながらも、本来の自分を取り戻そうとする物語。劇中では50種以上の料理が登場するほか、沢尻をはじめ、セックスシーンも描かれるという。

小泉と筒井氏のタッグは、03年のドラマ「センセイの鞄」以来。筒井氏によると、当時演出を担当した久世光彦さんとは原作の発売以来、映像化するなら演じるのは小泉今日子しかいないと意見が合致していたという。筒井氏は「小泉さんはとにかく見ているだけでおいしく感じる女優。労働のにおいがある稀有(けう)な女優で、今作にもふさわしい」と、15年夏ごろから映画企画が具体化し、小泉のスケジュールの合間を縫って公開が決まった。

撮影はすでに今月上旬からスタート。小泉は鈴木以外とは初共演となるが、アドリブも交えながら順調に撮影は進んでいるという。小泉は「わからないけど、おなかがすいた。わからないから、とりあえずおいしいご飯を食べちゃおう。そんな女達が、映画の中で生き生きと食べてます。筒井さんが時間をかけて下ごしらえした作品に参加できて光栄です」と話している。

ということで、今から、映画の完成がとても楽しみです。


NEXT
ページの頭へ
TOPに戻る
GALLERY工+Withに戻る