2018年4・5月 もくじ

若き日の思い出肴夕薄
鯉のぼり天まで昇れ愛犬と
わが地球(ほし)の平和考え躑躅(つつじ)かな
桜散り皐月咲きだし木々芽吹き


 若き日の思い出肴夕薄暑2018/5/12(土)



10日は、がん研での定期健診があり、血液検査の問題はなし。
予定通り、3週目の投薬に入りました。そんな夜、あえて名づければゴールデン街OB会を、このメンバーの1人、元スタイリストでNOVのママだったのぶさんの行きつけだという新宿御苑にある居酒屋「味わい酒場」でやりました。と言ったところで、私の作詞で、「ゴールデン街ブルース」です。

ゴールデン街ブルース

あいつも こいつも 
今は亡い
憶い出します あの頃は…
岩ちゃん ハタ坊
それに俺
ゴールデン街に 入りびたり
しのに わら治に
NOVに ぶん
白々明けまで 飲んでいた

花園神社の 
赤テント
アングラ芝居 まっ盛り
ヒッピー気分で 
ベルボトム
ゴールデン街は 解放区
酔いにまかせて 
トリップし
莫迦を承知で 飲んでいた

あいつも こいつも
若かった
いつも決まって はしご酒
映画や文学 肴にし
ゴールデン街の 夜は更ける
拗(す)ね者 気どり 
カッコつけ
血ヘドを吐くまで 飲んでいた

夜半(やはん)までなら 宵の口
あぁ…それが新宿
それが新宿ゴールデン街

メンバーは、他に、日芸放送学科の同期、新橋でバオズという中華酒寮をやっていたユウジ氏と、マッキャンの時、同じクリエイティブ・ディレクターをやっていた青木氏。日芸の落研の後輩、もう亡くなって30周忌を迎えるという分ちゃんの奥さん、歌手のまきみちるさん、そして、私の家人という6人。私たちがゴールデン街で飲んだくれていた頃の話、近況、あれこれ織り交ぜ、美味い焼酎を飲みながら楽しいひと時を過ごしました。

そんな折、みちるさんから、この7月16日に、六本木のABBY ROADでやるという、キャロルキングの「タペストリー」の全曲とカーペンターズの選りすぐりを歌う、Michiru"Complete The Tapestry"の案内を貰いました。体調が良ければ、ぜひ、行きたいと思っています。その、予定曲2曲、YouTubeから。

Carole King ~ It's Too Late (1971)

https://www.youtube.com/watch?v=Msmnb676RxI

青春の輝き / I Need To Be In Love カーペンターズ

https://www.youtube.com/watch?v=EmFiOb0To7w


 鯉のぼり天まで昇れ愛犬と2018/5/5(土)



子どもの日の今日、家族3人に看取られ愛犬CoCoが15歳で天寿を全うし、昇天しました。みんなで看取れてホントに良かったと思っています。合掌。

私たちとCoCoです。


始とCoCoです。

私が以前創った「ココ・パパ・ソング」です。

ココ・パパ・ソング

   作詞:ハマダテツジ

ココがワンワン 吠えるとき
何か欲しいと いうサイン
パパにおねだり 食事の後は
ココが大好き 甘いデザート
いつも ハッピー
仲よし ココとパパ

ココが夢中で シッポをふれば
きっと散歩の 催促さ
やだな表は 雨降りだけど
赤いカッパでラララと路地の裏
いつも ハッピー
仲よし ココとパパ

パパがソファーに 寝そべると
ココもさっそく 寝そべるの
そしてふたりで お昼寝するの
それが わが家の 
ホリデー・アフィタヌーン
いつも ハッピー
仲よし ココとパパ

いつも ハッピー
仲よし ココとパパ

そして、CoCoに捧げる、もう一句。 
「愛犬が天寿全う五月晴れ」



2018年5月5日午前、永眠。


 わが地球(ほし)の平和考え躑躅(つつじ)かな 2018/5/1(火)



ゴールデンウイークの前半も終え、スチバーガの投薬も第6クールの5日目を迎えています。投薬の方は、今のところ大した副作用もなく順調。とは言え、薬による倦怠感があり、ソファーやベッドにゴロっとしている時間は長いのですが、意を決してマンションの外回りの植栽の剪定や、掃き掃除もやるようにして、4月27日には4Fの筒井ともみさんの原作・脚本・プロデュースの「食べる女」のゼロ号試写にも行って来ました。そして、DVD録画した一気見ドラマや映画も結構、観るようにしていました。

昨日の夜は、FOXムービーから録画した「デイアフター2020 首都大凍結」を観ました。これは、2010年制作のイギリス・ニュージーランド合作作品(原題:ICE)。前編・後編共に105分という長編で、西暦2020年地球温暖化地域を舞台にした災害パニック映画です。

西暦2020年の地球は温暖化で砂漠化が進み、イギリスにも難民がなだれ込んできた。国際封鎖をしたイギリスだったが、この国際的な問題の解決策として北極圏の氷原の下にある石油発掘が進んでいた。これで少しはエネルギー危機が回避できると見込んだのだ。しかし科学者のトムはグリーンランドでその計画を遂行しているヘイロー社に、そんなことをしてしまうと新たに氷原を破壊し氷河期を招いてしまうと忠告をする。そこでトムは現地調査に乗り出しグリーンランドへ。やがて、トムの忠告も聞かずに無茶をした結果氷床は大崩壊、氷河期が訪れるといったストーリー。

ケッコー、アレッ、どうしてといった突っ込みどころもありましたが、地球温暖化への警鐘に満ちたエンターテイメント作品で、とても楽しく観ることができました。

ところで、この間に、4月27日、韓国と北朝鮮の間にある休戦ラインにある板門店で、世界が注目する、南北首脳会談が行われました。以下は、文春オンライン / 2018年5月1日 11時0分に掲載された記事です。

2000年に最初に行われた朝鮮半島南北両国間の首脳会談は、今回で3回目、2007年以来、実に11年ぶりとなった。会談冒頭、両国首脳、つまり金正恩と文在寅が握手を交わした場面をはじめとしたこの会談の様子は、随所で世界に生中継され、世界の人々が固唾を飲んで見守った。

当然の事ながら、この会談とその成果については、首脳会談の当日から今日に至るまで、世界各地で様々な形での分析が為されている。勿論、そこで最も注目されたのは、首脳会談の結果として出された「共同声明文」の内容である。とりわけ重要視されたのは、その第三章に書かれた「朝鮮戦争終戦に向けた国際体制づくり」と「完全な非核化」の部分であり、世界各地の朝鮮半島ウォッチャーは、この内容が続く米朝首脳会談へと向かう過程において、どのような形で現実に反映されるのかについて、様々な予測を戦わせている。
 
しかしながら、同時に共同声明文の内容と同じほど注目されている部分がある。それはこの会談が与えた「印象」の大きさである。周知のように、これまでの北朝鮮は核兵器や弾道ミサイルの開発、更には我が国にとっての最大の対北朝鮮外交上の最大懸案事項である日本人拉致問題を含む、北朝鮮内外の人権問題、更には金正恩の実兄である金正男暗殺など、の様々な問題を抱えてきた。加えて北朝鮮は、「核兵器の開発を凍結し最終的に解体すること」を約束した1994年の「米朝枠組み合意」をはじめとした様々な国際合意を反故にしてきた経緯もあり、一連の過去の行為は、北朝鮮の国家としての信頼を著しく損ない、関係各国が北朝鮮との本格的交渉を躊躇する理由の一つとなって来た。

そしてその事は北朝鮮との対話により、朝鮮半島を巡る状況を安定させたい韓国にとって、大きな頭痛の種だった。「北朝鮮との対話になど意味がない」そのように考える関係国、とりわけ朝鮮半島情勢の鍵を握るアメリカに、北朝鮮との対話に「意味がある」と思わせねばならないからである。

だからこそ、韓国にとって金正恩自らが登場する南北首脳会談は絶好の機会であり、文在寅政権は首脳会談に臨むに辺り、その内容と同等かそれ以上に、この会談を国際社会に「どう演出するか」、に力を注いだ。幸い会談の場所は板門店の中でも休戦ラインの南側、つまり韓国が支配する地域に位置する建物であり、だからこそ韓国は地の利を生かして詳細な準備をする事もできた。会談に先立ってはリハーサルも繰り返し行われ、その成果は例えば、冒頭の南北首脳が互いに歩み寄り握手を交わすシーンとして、またテーブルを挟んで同じ民族の言語である「朝鮮/韓国語」で冗談を交し合う場面として、結実した。

北朝鮮側もこの韓国の期待に応える形で積極的に協力し、結果首脳会談には冒頭から登場した金正恩の実妹・金与正に加え、晩さん会には金正恩夫人である李雪主まで登場した。晩さん会ではアルコールの入り、ほんのり頬の赤くなった金正恩の姿すら報じられるなど、これまでとは全く異なる北朝鮮の指導者の姿を報じたこの日の会談は、「北朝鮮とは話ができる」「朝鮮半島を巡る状況は変える事ができる」「だからこそその為に努力する事には意味がある」、国際社会にそう信じさせる為に韓国政府の打った一世一代の大勝負だったと言える。

さて、この後の米朝首脳会談は果たしてどうなることやら?環境に於いても、政治に於いても、問題山積みのわが地球なのであります。


 桜散り皐月咲きだし木々芽吹き 2018/4/11(水)



4月もアッという間に、もう中盤近くに差し掛かってしまいました。Facebookには、友人の油井昌由樹氏のことと、ギャラリー工のプロデュースでブンガード=ゲオデイー(鉄のクラフト)、桃子=ゲオデイー(絵画・陶)のご夫妻による二人展「タイからのおくりもの・15周年記念」を、アップタウン高円寺ギャラリーで4月7日から15日まで開催していることを載せました。

が、その間には、元小学館クリエイティブの編集長、川村氏がやってきたり、7月のWith展2018に向けて自薦作詞集の冊子づくりの準備をしたりと、何気に忙しい日々。すると、10日には、With展はもう卒業すると言っていた漆芸の金山さんから連絡が入り、まだ間に合うんだったら自分も参加したいという話。11日には、その対応でWith展2018のメインメンバーにメールをしたり、
金山さんに実施要項をメールをしたり。その返信が、メインメンバーのひとり平子さんからあり、私の病状の問い合わせもあったので、それに関して、さっそく次のような返信をしました。

ご連絡ありがとうございます。
第5クールに入り12日が定期健診です。

第4クールの後半で副作用がケッコーあったので、
1日4錠を、現在は3錠に減らして実施しています。
相変わらず副作用はあるものの、まずまずの状況。
CT検査の結果も、がんは縮小傾向で投薬効果は
継続しているということです。

明日で投薬の2週目が終わり、今までの経験だと
副作用が強くなる3週目に入ります。
この1週間が終わると1週間の休薬になるので、
もうひと踏ん張りです。
といった近況、基本的には元気にやっております。
では、では。

そんな折、日蓮宗の僧侶である好青年とお近づきになりました。そこで、改めて日蓮宗のことを調べてみました。

日蓮を開祖とする日本の仏教の一宗派。開宗は日蓮が「南無妙法蓮華経」という『法華経』の題目を初めて称えた建長5 (1253) 年であるという。所依の経典は『法華経』を第一とし、それに『無量義経』『観普賢経』を加える。本門の本尊、本門の題目、本門の戒壇のいわゆる三大秘法を立てるが、その本質はただ「南無妙法蓮華経」に尽きるとする。

「南無」はサンスクリット語で、「私は帰依します」の意味。「妙法蓮華経」は、法華経の御教えの意味で、法華経の教えを信じるという意味だということです。

妙法蓮華経の「妙」は「正しい」、「法」は「釈迦の教え」、「蓮華」は「白い蓮華の花」。白は真実、正義の色で法蓮華教のことでもあるそうです。

お題目とも言われる南無妙法蓮華経を連続して唱える行は、教えを信じ、自分が大宇宙の一点であることを宣言することを意味するそうで、同時に、大宇宙の一生命体である小宇宙が自分で、宇宙本来の流れや力を自分の肉体に呼び戻す回帰や覚醒の修行にもなるということです。

この青年と色々話をしたのですが、その時、私の自薦作詞集のCDーRを差し上げたのですが、後日、そのお礼にクラッシックが好きだという彼から村松崇継というアーティストの「Pano Sings」というCDを戴きました。聴いてみましたら、今っぽいアレンジのとても好感が持てる仕上がりのCDでした。

村松崇継のこともウィキペディアで。

作曲家として映画・テレビドラマの音楽や舞台・ミュージカルの音楽を数多く手がけ、様々なジャンルのアーティストへ楽曲を提供して音楽プロデューサーとして活動する一方で、自らもピアニストとしてソロアルバムを発表、コンサート・ライブ等でオリジナル楽曲を中心とした演奏活動を行う。とありました。

このCDにはピアノソロ・バージョンで入っているNHK土曜ドラマ「氷壁」より「彼方の光」ギター二重奏(Libera Far Away)がYouTubeにありました。興味のある方は聴いてみてください。

NHK土曜ドラマ「氷壁」より「彼方の光」ギター二重奏
(Libera Far Away)


NEXT
ページの頭へ
TOPに戻る
GALLERY工+Withに戻る