IN MY LIFE  


もくじ

冬から春へ
大倉山へ
家まわりの春
アートフェアへ
「湯快湯会」
庭(ガーデン)

冬から春へ

紅梅に雪 (2月6日)

朝のCoCo散歩の道すがら、紅梅に雪の風情が良かったのでスナップしてみました。私は雪景色が大好きで、雪が降るとそれだけで心が躍ってくるのですが、CoCoは、♪犬はよろこび庭かけまわり〜と童謡にも歌われているように喜ぶ筈なのに、どうやらあまり雪が好きではない模様。というより、散歩自体が、歳とともにそれほど好きでなくなっているようなのであります。糞とおしっこを済ますと、さっさと自宅へ帰りたがり、遠回りをしようとすると頑なに拒否し、最短コースで帰宅するのが習いになってしまっています。





大倉山へ

大倉山へ (2月7日)

家人の姉の家のある大倉山まで、ドライブを兼ねて出掛けて行きました。そして、大倉山記念館と梅林を散策してきました。

横浜市大倉山記念館は、実業家で後に東洋大学学長を務めた大倉邦彦(1882-1971)により昭和7年(1932)「大倉精神文化研究所」の本館として創建。設計は、北海道銀行本店、横浜正金銀行東京支店など重厚で格調高い建築を数多く手がけ、日本建築史に大きな足跡を残した古典主義建築の第一人者、長野宇平治(1867-1937)。古代ギリシャ以前の”プレヘレニック様式”という世界的にも希少な建築様式を用いたのみならず、東洋の意匠も取り入れ、まさに東西文化が溶け合った独特の様式美を持つ建造物を創り上げたということです。


梅林の梅は、まだ時期が少し早かったようで、咲いている木は少なかったのですが、それでも心休まるひと時でした。





家まわりの春

恵比寿さま (3月12日)

近くのアンティーク屋で験(げん)担ぎに真鍮製の恵比寿さまを求めました。 とても気に入っています。


そして、今年も玄関へのアプローチにある白木蓮の花が見事に咲き始めています。



枝を切って、わが家の玄関にも活けてみました。

開花 (3月17日)

春めいた陽気ともなれば、心もほっこり。CoCoの朝散歩の道筋でも、このように桜の開花が見られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

いきおい桜以外の花にも目がいくものです。道筋に咲いていた木瓜(ぼけ)。蕗の薹も、道端で春を告げていました。

白桃の花 (3月22日)

お彼岸だったので小田原へ墓参に。いつも行く久野のふれあい市場という直売所で買った白桃の花を3Fの自宅の玄関と1Fのエントランスに活けました。これだけの量で、何と200円。本当に嬉しくなってしまいます。



それから、瓶に差しておいたローズマリーから根が出ているのも発見しました。



山椒も、今が新芽の季節。薬味にするには一番いい時期です。

アートフェアへ

アートフェア (3月24日)

アートフェアは、大変な人出で人疲れしてしまいました。が、良い刺激にはなりました。繭山龍泉堂とか、浦上蒼穹堂とか、美術工芸 丹中とか、普段、敷居が高くて、まずは行くこともないような出店を覗くことが出来たのは収穫。中でも、銀座 黒田陶苑が出品していた魯山人の壺のひとつには、強く心を揺さぶられました。

そして、細川護煕さんのブースでは、元広告屋の血が騒ぎました。「山居の細川護煕」というA3ほどの立派な冊子を訪れた人全員に配っていたのには、何となくさすがと思わずにはいられませんでした。もちろん私も戴いてまいりました。


「湯快湯会」

「湯快湯会」 (4月1日)

金曜日から1泊でマッキャン制作OB会「湯快湯会」で熱海の料理旅館に行って来ました。「湯快湯会」の写真が幹事の猿谷さんから届きました。 まずは参加者全員の記念写真です。 今回、参加した人。金山さん、皆川さん、阿部さん、安積さん、源中さん、鈴木宙明さん、中村眞さん、奈良さん、有馬さん、青木政之さん、そして幹事の猿谷さん、常任幹事の柿本さん、そして、私、濱田の13名です。今年2015年に亡くなった阿部さんも、まだ健在の頃。私もがんが見付かる前で、結局この後、この「湯快湯会」は、休止状態になっています。



そして、海辺の料理旅館らしく夕食に出た生きたトコブシを焼いて食べるという一品です。とても、美味でした。



幹事部屋での二次会のスナップ。元気に酒を飲んでいた頃が懐かしいです。


庭(ガーデン)

庭も新緑 (4月12日)

GALLRY工 Withの庭も新緑でなかなかいい感じになっています。都会の山居の庭をイメージし、ディテールのところであれこれ思いつくとマイナーチェンジをしています。 斑入りのツワブキもいい味を出しているし、沖縄の陶芸家山田さんのシーサーも、この庭に睨みを効かせてくれています。そして、CoCoの先輩、ラッキーは、田宮奈呂さん作のおっぱい地蔵の下で静かに眠っているのです。

庭(ガーデン)

  作詞:ハマダテツジ
 
わたしの愛する その庭は
大きなケヤキの 下にある
吉祥草が 茂ってて
甕(かめ)で金魚が 泳いでる
目立たぬように 手を入れて
自然なままの 佇まい

わたしの愛する その庭に
親ねこ子ねこが やって来る
スズメが降りて 来てたのに
危険感じて 屋根の上
窓辺の竹(か)籠(ご)は ねこの宿
いい気なもんで 眠ってる

わたしの愛する その庭で
木漏れ日ユラユラ いい気持
ピラカンサスの 生垣は
秋にゃまっ赤な 実をつける
雨の降る日は 下(した)生(ば)えが
しっとり濡れて よい風情

大きな街道 すぐ傍(そば)の
一路地入った 別天地
ここはわたしの 終(つい)の場所
ここに愛する 庭があり
季節季節の 貌(かお)を見せ
今日も静かな 佇まい

CoCoストラップ (4月19日)

CoCoの狂犬病の予防注射に行き、フィラリヤの薬ももらってきました。写真は横浜に行った時、高島屋の中にあった伊東屋で買った、皮製のコッカスパニエルのストラップ。とても気に入っています。





坪庭 (4月25日)

これは、マンションの吹き抜けの場所。ここに私流坪庭を造ってみました。日陰で、湿気が多く、大概の植栽は枯れてしまう場所なので、去年から、試しにプランターには吉祥草、地面にはナガハヤブソテツなどのシダ類を植えてみたらどちらも元気に育っているので、最近、ナンテン、ヤツデなども移植。海や川で拾ってきた石を配し、紹興酒の瓶もレイアウトしてみました。これを3階の自宅入口から、俯瞰で眺めては悦にいっている私であります。

さて、さて、私としましては、この頃はまだ、人生の愉しみは酒だと思っていました。

酒なくて

  作詞:ハマダテツジ

酒なくて 酒なくて
なんの己が 桜かな

月は朧(おぼろ)に 春の宵
独りしんみり 飲む酒は
ちょうど人肌 ぬるい燗(かん)
ひらり桜が 猪口の中

あぁ 酒なくて 酒なくて
なんの己が 桜かな

この「酒なくて」という詞は、この後、夏、秋、冬と続くのですが、正に私の信条そのものだったのです。それが、病気になってからというもの、すっかり「命あっての物種」という気になっています。どうやら「自棄のやん八」で、隠れ酒をするという性格ではないようで、まだまだこの世に未練たっぷりのようなのであります。


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