2017年9月 もくじ

蕎麦たぐり上野谷中をひと巡り
秋の蚊か注射の針で五度刺され
お〜い秋の雲それぞれにパノラマ
食の秋あれだこれだと昼メニュー
上機嫌秋も酔い酔いのんき酒
人生ほどほど緩(ゆる)いくらいが丁度いい
新涼や好きなことしてマイペース
急ぐまいと思っても急いでいる


   蕎麦たぐり上野谷中をひと巡り 2017/9/30(土)


9月29日、30日と、築100年を超えた国登録有形文化財建造物の、上野桜木の市田邸で開催している「読書のカタチ展」へ、私も顔を出しました。

私が座っているのは、奥由起子(テキスタイル)さん作の「石の図鑑」をモチーフにした石ころカーペット。他にも、南沢奈津子(金属)さん作の「借りぐらしのアリエッティ」(メアリー・ノートンのファンタジー小説「床下の小人たち」が原作)のアリエッティの目線で創ったピンや、瓶のキャップもとてもユニーク。尾山幸(陶)さんの陶芸作品、市村富子(木)さんの木工作品、福田真木子(ガラス)さんのガラス作品、どれも読書をテーマに素敵な作品が展示されておりました。そして、この古民家の風情を満喫しながら縁側でコーヒーを愉しむ人、ジックリ作品に見入る人、お出でいただいた方々は、お陰さまでこのグループ展を堪能いただいているようでありました。

ところで、かく言う私はそれこそ簡単なお手伝いはしたものの、この2日間、暢気に健康ウオーキングを兼ねて上野、谷中界隈の散歩を楽しんで来ました。

まずは、29日、家人たちが、市田邸の準備に出向いた時に入って美味しかったという根津神社入口近くの小さな上海家庭料理店「海上海 (ハイシャンハイ)」に、昼食を食べに行きました。ここでは、排骨麺( パーコーメン)を頼みました。まずまずと言った味でした。この辺りでは、ちょっと有名な甘味処、芋甚(いもじん)のすぐ近くです。

それから、夕刻、市田邸を出ますと上野公園を通ってあのアメ横へ。歩いていく途中、魚屋でワタリガニが安く売っていたので買おうかどうか迷ったのですが、夕食の準備のことを考えると面倒だと思い、マツタケなどと同様に、見過ごして歩き、二木の菓子に入り、イカの燻製とハーシーのキスチョコを買い、この日は、上野松坂屋の処から地下鉄に乗り帰宅しました。

30日は、カフェで使う芋けんぴを根津で買って市田邸に。その後、谷中の 嵯峨野屋さんにお煎餅を買いにお使い。そして、この日も健康ウオーキング
を兼ねて、まずは日暮里駅近くの佃煮屋、中野屋さんに行き、あさり、川エビ、葉唐辛子、お茶漬け昆布を購入。並びのそば処「川むら」に入りざるを一枚。満足して、蕎麦湯を飲み、谷中銀座へ。夕やけだんだんでは、それこそちょうど夕やけ。土曜日だったので、ケッコーな人混みの商店街へ降りて行きました。

昔、私どものギャラリー工【こう】は、谷中で7年間ギャラリーを開いていたので、この谷中銀座へは、よくお酒の肴の買い出しに来ていたので、どこもも懐かしいお店ばかり。まずは、「肉のすずき」で、牛肉コロッケ、そして、鶏肉専門店「コバヤシ」で、焼き鳥のとりだんごを購入。よみせ通りから、三崎坂を上り、言問通りを横切り、市田邸に戻りました。すっかり夕暮れになっていました。


   秋の蚊か注射の針で五度刺され 2017/9/27(水)
          

いつもは木曜日に治験の診療に行くのですが、今週は木曜日が、 「読書のカタチ」の搬入なので、火曜日に変更してもらい出掛けて行きました。そして、2種類の抗がん剤の点滴を受け、CT検査による経過観察を聞きました。

この日は、まず採血の順番を取り、臨床研究コーディネーター室に。次に心電図を取り、それが終わったところで、4本の採血。これを済ますと、今度はCT。ここでは、造影剤の血管注射があり検査。その後、主治医の診察。

ここでCT検査の結果を聞いたのですが、映像に映っているがんは3か所、小さくなったものもあり、逆に大きくなったものもありで、正直に言うと必ずしも良い結果とは言えないということ。でも、総合的には現状維持といったところなので、今の抗がん剤治療 今暫く続けていきましょうということになりました。そこで通院治療センターに今日の治療の予約を入れ、これで、午前の部は終わり。

午後は、治療センターで点滴。点滴用の針を血管に入れると、まずは、研究用の採血分、試験管に6本位の血を採られ、2種類の抗がん剤を2時間かけて点滴。1種類目が終わったところで、又、研究用の採血。そして、2種類目が終わって、更に、研究用の採血。これで、やっと朝の8時頃から始まって15時30分頃までの、今日のプログラムが全部終了しました。やっぱり、いささか疲れました。

そこで、粗歌一首。

右の腕もちろん左両の腕血を吸う蚊の如(ごと)治験の採血

ところで、「季語・蚊」について調べてみたら、次のようなことが書かれていました。 <子季語>藪蚊、縞蚊、赤家蚊、蚊柱、蚊の唸り、蚊を打つ <関連季語>蚊帳、ぼうふら、春の蚊、秋の蚊、蚊遣火  

<秋の蚊>別れ蚊/残る蚊/後れ蚊/蚊の名残

秋もすすみ、気温も下がってくると、蚊の動きも幾分鈍り、気のせいか羽音さえも弱々しく感ずる。刺されるのには閉口するが、何となく哀れさも覚える。 
 
秋の蚊のよろよろと来て人を刺す 正岡子規 「子規句集」

秋の蚊の鳴かずなりたる書斎かな 夏目漱石 「漱石全集」


 お〜い秋の雲それぞれにパノラマ 2017/9/23(土)


何とも面白い2日間でした。昨日は、お彼岸なので、小田原に墓参に出掛け、一昨日は、週一である治験の抗がん剤点滴に柏のがん研へ。お天気も、昨日は、曇りから雨へ。一昨日は、それはさわやかな秋晴れでした。ですが、昨日は、前回の墓参の時、箱根湯本富士屋ホテル内桃華楼で食べたランチが美味しかったので再び桃華楼に。一昨日は、いつも食べ慣れた9階の食堂でのランチ。そして、昨日は、お天気があまりよくなかったので、デジカメは持って行ったもののヨロイズカファームなどにも立ち寄ったのですが結局1枚も撮らず。一昨日は上天気だったのでがん研の庭で秋の雲やコスモスなどを色々スナップしました。

小田原の墓参は、何となくドライブ気分、柏のがん研は、必要に迫られたルーティーン。何となく、青島幸男作詞の♪花が咲くときゃ 風が吹く 月が出てくりゃ 雲が出る とかくこの世はままならぬ〜「九ちゃん音頭」の気分でした。写真は、がん研でのスナップです。

さて、病院に行く前日に思ったことは、診察や、診療の待ち時間のこと。この間に何をして過ごそうかということでした。いつもは本を読んで過ごしていたのですが、この「端暮日記」を書くようになって、駄句や粗歌を創ることが楽しくなってきていたので、この待ち時間の間に句作などをして過ごそうと思い立ちました。そこで創ったのが次のようなものでした。まずは、タイトルに使ったもの、そして…

アートだね自由闊達秋の雲

すじや鱗やいわし秋の雲悠々(ゆうゆう)と

病院に白いコスモス清しい

高層階こんなところで赤とんぼ

思案気に目などを閉じて待合のソファーで患者(ひと)は何考える

待つことも治すことだがじれったい病院の時計遅々と進まず

ところで、この待つと言うこと。21日の朝日新聞の夕刊「一語一会」に俳優の石倉三郎さんのこんな記事が載っていました。

冷に耐え 苦に耐え 煩(はん)に耐え 閑に耐え
競わず 争わず 以て大事を成すべし(高倉健さんからの言葉)

これは、石倉さんが健さんから貰った結婚祝いのロレックスの腕時計に添えられたペンダントの裏に刻まれていた漢文で、この言葉は常に心にあるということです。「特に『閑に耐え』が難しい。ぼくらは待つのが仕事っていわれるけど、役がくるのをあんまり長く待っていると精神が腐ってくるんですよ。もう、ダメなんじゃないか、と」こうした雑念を払い、ひたすら耐える―、この身に染む戒めを残して逝った健さんに心から感謝しているとありました。

「待つ」、その大切さを、私も心に刻み付けたいと思っています。


 食の秋あれだこれだと昼メニュー 2017/9/20(水)


サラリーマンをやっていた頃は、もちろんですが、毎日のお昼、さて何が食べたいかというとケッコー迷うものです。それも食欲の秋ともなると尚更です。一昨日は、残暑な感じだったので素麺でした。昨日はというとご飯を炊いて、昨日の夕食に食べた炒り鶏(筑前煮)の残りと納豆、それに冷ややっことアボガドをわさび醤油でということに。そして、今日はえびドリアです。

それにつけても、お昼、皆さんはどんなメニューを食べていますでしょうか?私はどんなものを食べているかと考えてみましたら、ラーメン、日本そば、焼きそば、うどん、スパゲッティーなどの麺類とか、今日のようなドリア、オムライス、チャーハン、カレーライス、カツ丼、牛丼、天丼、おにぎりなどのご飯もの。お稲荷さんや、のり巻。ハンバーガー、サンドイッチなどのパン類。極たまにピザなどということも。夕食もさることながら、昼食に何を食べるかということは、毎日の暮らしの中で、仇や疎かには出来ないものなのであります。

この選ぶという行為は、その人の、その家のセンスと言えるのではないでしょうか。これは、もの選びなどに関しても言えることだと思います。私は、古いものを上手く取り入れ、新しいものと共存するようなライフスタイルが好みです。ですから、工芸作家の方の創る一点ものも好きですし、アンティークなものも好きです。

そんな訳で、この9月29日(金)〜 10月4日(水)まで、築100年を超えた国登録有形文化財建造物の上野桜木の市田邸をお借りしてGALLERY工は、去年に引き続いて工芸作家の皆さんによるグループ展を開催することになっています。

と、ちょっと真面目な話になってしまいましたので、実はネットでこんな名作川柳たちを探しましたのでご紹介したいと思います。

・猫に手を貸したいくらい今はひま
・イチローを越えたと二浪の息子言い
・看板にシーフードとあるタコ焼き屋
・キャスターの怒りは次のニュースまで
・湯の旅の疲れをいやす家の風呂
・日本はまっ青だったとシャトル言い
・思いやり思い上がりと紙一重
・妻だから運転できる火の車
・このマズさ変ってないと懐かしみ
・冥王星何だか他人と思えない
・このオレにあたたかいのは便座だけ
・ポイントを貯めたいばかりに無駄使い
・レントゲン今年の思い出これ一枚


 上機嫌秋も酔い酔いのんき酒 2017/9/16(土)


先日、久し振りに作曲の杉本眞人さんに私の近況報告を手紙にしました。そして、この「のんきな暮らし」を書き始めてから創った「のんき酒」という詞も同封しました。「のんき」というキーワードは、どうやら暫く私の中で重要な位置を占めるような気がしてなりません。

最近は、何となく、創作の世界で遊びながら、それなりに充実した日々を過ごしています。パソコンにストックしてある、以前に創った「駄句」や「粗歌」を添削しつつ新作もボチボチと創っています。

阿久悠の日記の逸話真似をして短歌ひねりし地下鉄の中 

これが、2007年、最初に創った「粗歌」です。テレビでだったか何だか、阿久悠さんは、毎日の出来事をベースに短歌を創って日記に書いているというようなことを知り、自分も、是非、やってみようと思いたったからであります。読み返してみると本当にどれも碌なものではないのですが、ちょっといい感じのものもあったりして、それを改めて直したりして楽しんでいます。作詞したものも添削を怠らず、もちろん、思い付くとこちらも新作に積極的に取り組んでいます。 写真は、私がまだがんを患うずっと以前、一杯やりながら友だちのギターの伴奏で歌っているいるところです。

のんき酒

   作詞:ハマダテツジ

生きていくなら 短気は損気(そんき)
今日も楽しく のんき酒
梅が咲いたよ 桜はまだか
春はほんのり さくら色
呑気に 飲(や)るのさ のんき酒
浮世忘れて のんき酒

どうせ飲むなら 陽気なお酒
いつも楽しく のんき酒
泣いた日もある 怒った時も
夏は冷(ひや)だよ 日暮れ時
呑気に 飲るのさ のんき酒
なみだ忘れて のんき酒

あ、ロンリネス ハッピネス
酔い 酔い 酔い
それ、酔えばなんだか
デンジャラス

夜が嬉しや 月など眺め
独り楽しく のんき酒
口をつくのは いつもの艶歌(えんか)
秋はしみじみ うまい酒
呑気に 飲るのさ のんき酒
憂(う)さを忘れて のんき酒

小鍋つついて 世間のうわさ
ふたり楽しく のんき酒
外じゃいつしか 小雪も舞って
冬はしっぽり 雪見酒
呑気に 飲るのさ のんき酒
みんな忘れて のんき酒

あ、ロンリネス ハッピネス
酔い 酔い 酔い
それ、酔えばなんだか
デンジャラス

みんな忘れて みんな忘れて 
のんき酒

人生ほどほど緩(ゆる)いくらいが丁度いい 2017/9/12(火)


メキシコで地震があったり、アメリカがハリケーン で大変だったり、相変わらずの北朝鮮だったり。 自然も、世界情勢も、風雲急を告げていますが、 私の方は、病院通いはありますが、まずは平安な 毎日を送っています。

昨日は、ギャラリー工で使っていた固定電話と自宅の固定電話とが2つあるのを、1つにまとめようと、J:COMの電話工事がありました。これを良い機会とし、私の机まわりもかたずけて、ちょっと気分が変わりました。それにしてもギャラリーにあったもので残しておきたい もの、そして、今まで自宅にあったもの、これが一緒になっているので、ホントにもので溢れています。

でも、最近悟って、ストイックに「断捨離」するのは、自分には向いていないと思っています。「人生ほどほど緩(ゆる)いくらいが丁度いい」という心境です。

そう最近、NHKで植木等を主人公にしたドラマが始まりましたが、青島幸男作詞の「いろいろ節」の心境です。

死ぬの生きるのと
さんざんもめて
三月(みつき)で別れる奴もありゃ
いやだいやだと云いながら
五十年そってる人もいる
いろいろあるよ いろいろね
ハー そんなこたぁどうでもいいじゃねえか

ろくなもの食わずに
けちけちくらし
それでも残らぬ奴もありゃ
毎日ブラブラしていても
ビルディングを建てる人もいる
いろいろあるよ いろいろね
ハー そんなこたぁどうでもいいじゃねえか

つまり、人生はいろいろ。人それぞれに自分に合った生き方をすればいいということなのでしょう。そう思うと、どの道出来ないのだから無理やり空間を生かしたシンプルなインテリアの追求なんてことはしなくてもいいじゃないかという気分になりました。物があふれていたら、それがそれなりの存在感を表すような整理の仕方を楽しみながら考えていこうと思っています。


新涼や好きなことしてマイペース 2017/9/8(金)


7日(木)は、外来抗がん剤治療の日で、2種類の抗がん剤を点滴する日でありました。血液検査の結果は、お陰さまで良好、予定通り治療を行って来ました。

その診察や治療の待ち時間に「茂濱ブランド」の立ち上げ企画などを考えていました。この「茂濱」とは、飯田茂氏と、私、濱田の名を一字づつ取ったもので、版元の屋号のつもり。二人が得意とする落語をネタに、まずはポストカードを創ろうという魂胆です。

それというのも、私たちが以前創っていた「らくごの国は変名だな」という、絵師、飯田茂、文師、ハマダテツジの絵文作品を編集ライターの浜美雪さんが、立川志の輔師匠にプレゼントしてくれたことがあり、これを師匠がとても気に入ってくれて、ポストカードなんかにするのも面白いねという意見を言っていてくれたので、これを実現しようというのがこの企画の狙いであります。

らくごの国ポストカードシリーズ 其の壱 8枚組

1.落語のれん
2.ご隠居、八五郎、熊五郎、与太郎
3.赤螺屋(あかにしや)吝兵衛(けちべえ)
4.赤井御門守
5.高尾太夫
6.いたち小僧才五兵衛(さいごべえ)
7.居残り佐平次
8.唐茄子屋政談の若旦那

 

これを、其の弐、其の参、其の四と続けられたらいいなと思っています。そして、Tシャツなどにも展開出来ればと思っています。

さて、秋の季語「新涼」ですが、さらりと透明感のある大気を感じ取ることができる言葉です。そして、処暑、初秋、新秋、清涼、爽秋(そうしゅう)、秋涼、涼風なども、朝晩涼しくなり、暑さも峠を越しだんだんと暑さが薄れて、過ごしやすい時期になったことを感じさせてくれる言葉です。


急ぐまいと思っても急いでいる 2017/9/6(水)


外は雨。何となく、一気に秋がやって来たような気がします。
焦らずにのんびりやろう、そう思っているのですが、気が付くとなんだか急いでいたりしています。パソコンでネットの検索が上手くいかないと、ついイライラ。ダウンロードに時間がかかると、又、イライラ。いけない、いけない、別に急ぐ旅でもないのにスムースにサクサク進まないと、もう、イライラ。やはり、現代人にとって、便利はYesで、不便はNoなのでしょうか。でも、ホントにそれでいいの?つまらないことをストレスにしないことが大切なのに、ちょっとしたことで引っ掛かってしまう。とても「のんきな暮し」とは言えそうにありません


ところで、この連載を始めてから俳句についてあれこれ勉強というか、考えるようになっています。「急ぐまいと思っても急いでいる」というのも、自由律俳句(じゆうりつはいく)を意識したものであります。自由律俳句とは、五七五の定型俳句に対し、定型に縛られずに作られる俳句。季題にとらわれず、感情の自由な律動(内在律・自然律などとも言われる)を表現することに重きが置かれます。文語や「や」「かな」「けり」などの切れ字を用いず、口語で作られることが多いのも特徴と言われています。17音より短い作品は短律、長い作品は長律とも。定型の意識を保ったまま作られる字あまり・字足らずや句またがり、破調の句などとは区別されるということです。また自由律俳句はあくまで定型から自由になろうとすることによって成立する俳句であり、したがって単なる一行詩がそのまま自由律俳句となるわけではないのであります。

・まっすぐな道でさみしい (種田山頭火)
・分け入つても分け入つても青い山 (種田山頭火)
・酔うてこほろぎと寝ていたよ (種田山頭火)

・咳をしても一人 (尾崎放哉)
・いれものがない両手でうける (尾崎放哉)
・足のうら洗えば白くなる (尾崎放哉)

・もがり笛風の又三郎やあーい (上田五千石)
・渡り鳥みるみるわれの小さくなり (上田五千石)
・たまねぎのたましひいろにむかれけり (上田五千石)


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