ハマダ伝・PART2 新連載! 
ずい筆ずっころばし


作:濱田 哲二

 はじめに

最初の「ハマダ伝」が、広告屋時代を中心にギャラリー工【こう】 誕生までのエピソードでしたので、この連載は、それ以降からのことを書いて行こうと思っています。もちろん、過去返りは頻繁に…。

さて、さて、もうご存知の方もケッコーいらっしゃると思うのですが、 私、2014年3月に、ちょっと面倒な病気が見付かり、手術などを して、現在は自宅療養中の身なのであります。が、そんな中でも、 雑文を書いたり、作詞をしたりの日々を過ごしております。

そして、これからご案内するものは、Facebookで紹介したり、 作品として書き残したり、タウン・ペーパーに載せてもらったりした、言ってみれば『随筆』のような、或いは『フォト日記』 のようなものたち。更に、それに加え、新たに書き始めたものも、たっぷりとお愉しみいただこうと思っております。

タイトルは、「ずい筆ずっころばし」としてみました。"茶壺に追われてとっぴんしゃん
"とお愉しみください。




 目次

 ●In My Life  (1)年の瀬から新春へ-IN (2)冬から春へ-IN (3)市中の山居-IN 
            
(4)早春の頃-IN  

 
 ●
てりとりぃ (1)生とっくり-IN (2)ユタロケ-IN

 うたの記憶 (1)少年時代-IN (2)星は何でも知っている-IN (3)渥美清-IN
          (4)長火鉢な夜-IN (5)僕の愛しい歌-IN

 ●
ガンバ・ルンバ (1)新作落語台本-IN
 (2)言葉の持つ重み−IN

 CoCoにおいでよ! (1)CoCoの散歩道-
IN (2)CoCoの写真館-IN

 
中野のライオン-IN  探石の愉しみ-IN 圓朝忌-IN 右朝の思い出-IN 
   駄句一句-IN




WINDOW 1

●In My Life (1) <IN
 
   年の瀬から新春へ

●ガンバ・ルンバ (1) IN
    
   新作落語台本 


●てりとりぃ (1) IN

 Coke、ケンタッキー、生とっくり



●中野のライオン IN

    TVドラマ企画案


●うたの記憶 (1) IN

   少年時代

 
探石の愉しみIN




●圓朝忌 <IN

  短編小説

●CoCoにおいでよ!(1) IN
 
   CoCoの散歩道



右朝の思い出 <IN

駄句一句IN


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ずいずいずっころばし」について

ところで、「ずい筆ずっころばし」ですが、実は、単に語呂がいいのでこのタイトルにしたのですが、ちょっとネットで「ずいずいずっころばし」のことを調べてみました。

大名行列からこどもを守る歌説

むかし、宇治から江戸に向かう「お茶壺道中の一行」がとてもえらそうにして、通り道の人たちに迷惑をかけるので、その行列が来るとみんな戸をピシャンと閉めて家に隠れていました。同様に、大名行列も前を横ぎったり無礼をすると切られてしまうので、子どもに注意するために作ったものがこの歌だと言われています。

ずいずい=どんどん 
ずっころばし=すっ転ろばし 
ゴマみそずい=ごますり接待 
茶壺=お茶壺一行、または大名行列
追われて=やってきたら
トッピンシャン=戸をピシャン
抜けたら=一行が通り抜けたら
ドンドコショ=安心してどんどこ大騒ぎ
俵のネズミ=お役人たち
米食って=私たちが汗水流して作り上げた米を取り上げて
チュウチュウチュウチュウ=(役人たちを小ばかにしている)
おっとさんが呼んでもおっかさんが呼んでも=たとえ親が呼んでも
行きっこなあ〜し〜よ=外へ出てはいけません
井戸のまわりで=井戸は罪を背負ったときの身投げの場所でもあった
お茶わん欠いたのだあれ=あわてて茶わん割ったのはだれ!? 

要約すると…

ある農家でずいきのゴマミソあえを作っていたら、将軍様にお茶を献上する"茶壷道中が"通りかかりました。何をされるかわからないので、家の人たちは急いで奥へ隠れました。静まりかえった家の納屋では、ネズミが米俵を食べる音や鳴き声が聞こえてきます。。井戸端ではあわててお茶わんを割ってしまった音が聞こえてきます。やがて茶壷道中は去って行くから、それまでは絶対に外にでてはいけませんよ。

一方、国語学者などの中には、この歌に性的な意味が含まれていると解釈する場合もある。とも書かれていました。

「茶壺」は女性の意味であり、男が女に追われて家に逃げ込み、戸をぴしゃんと閉める(「とっぴんしゃん」)、というふうにである。「ずいずいずっころばし」、「ごまみそずい」、「俵のねずみが米食ってちゅう」も同様に性的なものだとする説も。

又、柳田国男氏は『トッピンシャンという文句は東北地方の昔話で語りおわった時に「おしまい」という意味の決まり文句として使われる、「とっぴんぱらりのぷう」などとの共通性がありそうだ』と述べていると書かれてありました。

そこで、これも調べてみますと、秋田では、昔話のことを「むがしっこ」と呼ぶそうで 「とっぴんぱらりのぷう」は、むがしっこの結びの言葉で、 「お話を聞いてくれてありがとう」の意味合いが含まれているということ。昔話で、最後は「めでたしめでたし」と言いますが、東北の方では、これを「とっぴんぱらりのぷう」と言ったのだそうです。


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